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歌舞伎座「七月大歌舞伎」昼の部、街を賑わす特殊印刷ビジュアル

2025年7月5日(土)開幕の歌舞伎座「七月大歌舞伎」昼の部の特殊印刷ビジュアルが公開されました。
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昼の部では、江戸から明治にかけて活躍し現在に繋がる近代歌舞伎の礎を築いた九世市川團十郎が、史実・時代考証に則った活歴物や新たな松羽目物を中心に制定した「新歌舞伎十八番」から『大森彦七』、『船弁慶』、『高時』、『紅葉狩』の4演目を上演。当代の團十郎が『船弁慶』の静御前/新中納言平知盛の霊、『紅葉狩』の更科姫実は戸隠山の鬼女を勤めます。

▲ 見る方向で姿が変わる特別な仕様にご注目ください
開幕に先立ち、6月30日(月)~7月6日(日)までの期間限定で、銀座・表参道・新宿の各駅では、見る角度によってデザインが切り替わる特殊印刷・ベローズプリントによる『船弁慶』、『紅葉狩』のビジュアルが登場し、公演を盛り上げます。一方からは、團十郎勤める静御前と更科姫が、角度を変えると平知盛の霊と鬼女と、前シテ、後シテの扮装姿に切り替わります。
『船弁慶』では愛する源義経との別れを悲しむ静御前の姿から、義経一行の行手を阻む平知盛の亡霊へ。『紅葉狩』では美しい更科姫の姿から、その本性をあらわす鬼女へと変わります。いずれも女方から迫力あふれる後の姿への演じ分けがみどころのひとつでありながら、趣き異なる2作品。それぞれの物語の魅力が1枚に凝縮されたビジュアルです。團十郎家の家の芸として大切に受け継がれてきた「新歌舞伎十八番」より史上初となる4演目一挙上演、そして歌舞伎公演としては初の試みとなるベローズプリントによるビジュアルをぜひご覧ください。
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歌舞伎座「七月大歌舞伎」は、7月5日(土)から26日(土)までの公演。チケットは、チケットWeb松竹、チケットホン松竹で販売中です。
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