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歌舞伎座『裏表先代萩』特別ビジュアル公開

『裏表先代萩』

 

 2026年4月2日(木)より開幕する、歌舞伎座「四月大歌舞伎」昼の部『裏表先代萩』の特別ビジュアルが公開されました。 

 「四月大歌舞伎」昼の部では『裏表先代萩』を上演します。仁木弾正や乳人政岡が活躍する場面を「表」、小悪党・下男小助の物語を「裏」として、「表」と「裏」が交互に展開する物語で、令和元(2018)年に七代目尾上菊五郎が歌舞伎座で手がけて以来の上演です。このたび、公演に先立ち、特別ビジュアルが解禁となりました。

 

 公開された特別ビジュアルには、八代目菊五郎扮する乳人政岡、下男小助、仁木弾正の姿が。煌めく御殿を背景にした政岡の横には、真っすぐに伸びる竹と向かい合う雀の親子があしらわれています。政岡の揺るがぬ忠義、政岡が守る幼君・鶴千代と我が子・千松を象徴しているよう。下男小助の背後からは犬が顔を見せ、右奥にのぞく薬棚が毒薬の存在を連想させます。立ち上がる煙のなかに怪しく浮かぶ仁木弾正のもとには、顔を上げる灰色の鼠が。床下の暗影な背景とともに、仁木の深い闇を感じさせます。光と影と深い闇、それぞれの世界に生きる3人。そんな三者三様の世界観を移ろい交差するビジュアルです。

 

 今回、「人としてどう生きるべきか」をテーマに挑むと語る八代目菊五郎。『裏表先代萩』、みどころあふれる重厚な通し狂言に、どうぞご期待ください。

 歌舞伎座「四月大歌舞伎」は、4月2日(木)から27日(月)までの公演。チケットはチケットWeb松竹チケットホン松竹で販売中です。

2026/03/25