
【歌舞伎いろは】は歌舞伎の世界、「和」の世界を楽しむ「歌舞伎美人」の連載、読み物コンテンツのページです。「俳優、著名人の言葉」「歌舞伎衣裳、かつらの美」「劇場、小道具、大道具の世界」「問題に挑戦」など、さまざまな分野の読み物が掲載されています。
こころを映す 歌舞伎の舞台
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1階ロビー。売店には御園座限定みやげや名古屋名物が並ぶ。 |
2階ロビーにある「御園食堂」の予約受付所(写真中央) |
劇場内の食事処が充実。必ず列ができる人気のおやつ
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2階の「御園食堂」。インテリアは落ち着いた和のテイスト。 |
2階の喫茶「みその」。窓が大きく外光がよく入る明るい空間。 |
食堂は3階にもある。写真は高級感のある特別室「花紫」。 |
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御園座の正面玄関を入ると、目の前に広がるのが賑やかな1階ロビーです。常設の御園座名物のお菓子やさまざまなグッズの売店に加え、公演ごとに変わる特設の販売コーナーや、焼きたてのきんつば、ホカホカに蒸した鬼まんじゅう、いつも行列ができるアイス最中…。開演前や幕間は買いたいものがたくさんあって、「御園座での観劇は大忙し」となる方も多いでしょう。2階ロビーも1階同様、広々としており、ここにもみやげ売場があります。 食堂は2階と3階にあり、季節の食材を使った美味しいお食事はもちろん、10月の顔見世では襲名に因んだ特別の献立も用意されています。3階食堂内の奥、素敵なインテリアの落ち着いた小部屋「花紫」は、会席膳(2,850円、3,200円の二種類)を予約した方限定。いずれも2階の予約受付所で当日開演前の予約が必要ですが、事前の予約も受け付けています。 2階の喫茶「みその」は明るく広々として、予約なしでサンドイッチやハヤシセットなどの軽食や喫茶が注文可能となっています。さらに、劇場から直接行ける地下1階に名店街があり、劇場外となり再入場にはチケット提示が必要となりますが、こちらでも食事ができます。 御園座では歌舞伎公演の時も客席での飲食はできませんが、お食事処が充実しているので安心。おいしいおやつもたくさんあり、幕間もワクワク楽しい時間が過ごせます。 |
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平成 劇場獨案内
バックナンバー
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大阪松竹座
7月に大歌舞伎が上演される道頓堀の大阪松竹座。大正12年竣工の初代の建物は近代建築史上に残る名建築と言われ、道頓堀のシンボルとして親しまれていました。
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Bunkamuraシアターコクーン
今回は、6月の『渋谷・コクーン 歌舞伎第十二弾 盟三五大切(かみかけてさんごたいせつ)』の後、7月から半年、改修のための長期の休業に入るBunkamuraのシアターコクーンを取材しました。
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旧金毘羅大芝居(金丸座)
国の重要文化財に指定された、現存する最古の芝居小屋旧金毘羅大芝居(金丸座)。歌舞伎界の春の風物詩「四国こんぴら歌舞伎大芝居」は4月9日(土)に初日を迎えます。
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京都四條南座
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初春を祝い賑わう 浅草公会堂
「新春浅草歌舞伎」が上演される浅草公会堂を取材しました。「新春浅草歌舞伎」はお正月の浅草の風物詩。浅草の人々の心意気に支えられ、育まれ、年を重ねてきました。
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日生劇場
今回は「十二月大歌舞伎」が上演される日生劇場。立地は皇居にほど近く、日比谷通りに面した一等地。著名な建築家である村野藤吾設計の建物は学術的にも貴重なものです。観劇の際にはぜひ劇場にもご注目ください。
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大阪平成中村座
新連載の第1回は2010年10月、11月に大阪城西の丸庭園内に出現した仮設劇場、大阪平成中村座を取材。舞台後方を上演中に開けて大阪城や庭園の緑を借景とする演出が大きな話題を呼んでいます。