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七月大歌舞伎

七月大歌舞伎

当公演は終了いたしました。

2024年7月1日(月)~24日(水)

昼の部 午前11時~
夜の部 午後4時30分~
【休演】10日(水)、16日(火)

※下記日程は学校団体様がいらっしゃいます
昼の部:9日(火)、19日(金)
夜の部:3日(水)

劇場:歌舞伎座

料金(税込)

  • 1等席18,000円
  • 2等席14,000円
  • 3階A席6,000円
  • 3階B席4,000円
  • 1階桟敷席20,000円

※1階桟敷席でのお茶のサービスはございません

※幕見席の購入方法についてはこちら
※幕見席の料金およびオンライン販売はこちら

上演時間

  • 通し狂言 星合世十三團
    成田千本桜
    発端・序幕

  • 幕間 30分
  • 通し狂言 星合世十三團
    成田千本桜
    二幕目

  • 幕間 25分
  • 通し狂言 星合世十三團
    成田千本桜
    大詰

  • 千成瓢薫風聚光
    裏表太閤記
    序幕

  • 幕間 35分
  • 千成瓢薫風聚光
    裏表太閤記
    二幕目

  • 幕間 25分
  • 千成瓢薫風聚光
    裏表太閤記
    大詰

※6月30日時点での予定
※上演時間は変更になる可能性があります

演目と配役

昼の部

竹田出雲 作


三好松洛 作


並木千柳 作


織田紘二 補綴・演出


石川耕士 補綴・演出


川崎哲男 補綴・演出


藤間勘十郎 補綴・演出

  通し狂言 星合世十三團(ほしあわせじゅうさんだん)

成田千本桜

市川團十郎十三役早替り宙乗り相勤め申し候

発端
序幕




二幕目
   
   
大詰
    福原湊の場
第一場 堀川御所の場
第二場 伏見稲荷鳥居前の場
第三場 渡海屋の場
第四場 同  奥座敷の場
第五場 大物浦の場
第一場 下市村椎の木の場
第二場 同  竹薮小金吾討死の場
第三場 同  釣瓶鮨屋の場
第一場 川連法眼館の場
第二場 同    奥庭の場
左大臣藤原朝方
卿の君
川越太郎
武蔵坊弁慶
渡海屋銀平実は新中納言知盛
入江丹蔵
主馬小金吾
いがみの権太
鮨屋弥左衛門
弥助実は三位中将維盛
佐藤忠信
佐藤忠信実は源九郎狐
横川覚範実は能登守教経

静御前
相模五郎
小せん
片岡八郎/若葉の内侍
伊勢三郎
鷲尾十郎/お里
逸見藤太
お米
亀井六郎
駿河次郎
猪熊大之進
五人組作兵衛
梶原平三景時
お柳実は典侍の局
源義経
團十郎

雀右衛門
右團次
児太郎



新十郎


九團次


男女蔵


夜の部

奈河彰輔 脚本


藤間勘十郎 演出・振付

千成瓢薫風聚光(せんなりびょうたんはためくいさおし)

  裏表太閤記(うらおもてたいこうき)

松本幸四郎宙乗り相勤め申し候

序幕



二幕目





大詰
第一場 信貴山弾正館の場
第二場 本能寺の場
第三場 愛宕山登り口の場
第四場 同  山中の場
第一場 備中高松塞の場
第二場 山崎街道の場
第三場 姫路秀吉陣所の場
第四場 同 海上の場
第五場 道中の場
第六場 大津坂本大滝の場
第一場 天界紫微垣の場
第二場 大坂城大広間の場
豊臣秀吉/鈴木喜多頭重成/孫悟空
明智光秀/前田利家
織田信忠/加藤清正
光秀妹お通/毛利輝元
鈴木孫市/宇喜多秀家
服部弥兵衛
十河軍平/天帝
重成妻関の谷
重成母浅路
出井寿太郎
僧日計実は四王天但馬/猪八戒
沙悟浄
多喜川一益
織田信長
天帝大后
淀殿
松永弾正/徳川家康
北政所
大綿津見神
幸四郎

巳之助
尾上右近
染五郎
廣太郎


笑三郎
寿

九團次

彦三郎
門之助
高麗蔵

雀右衛門

みどころ

昼の部

通し狂言 星合世十三團(ほしあわせじゅうさんだん)
圧巻の早替り 迫力の宙乗り 桜舞う歌舞伎座で
市川團十郎13役大奮闘!

 古典歌舞伎の三大名作の一つ『義経千本桜』のドラマ性に焦点をあて、娯楽性に富んだ演出や新たな趣向、宙乗り、大立廻りを取り入れ、源平の時代に生きた人間たちの運命と修羅を描いた壮大な物語『星合世十三團』。古典の名作のみどころを余すところなく凝縮したこの作品は、令和元(2019)年7月市川海老蔵(現 團十郎)により初演されました。テンポ良く繰り広げられる物語に加え、主要な13役を鮮やかな早替りで見せるという、これまでにない試みも好評を博しました。
 このたび、その意欲作をさらに練り上げ、團十郎襲名後初めて上演いたします。左大臣藤原朝方、卿の君、川越太郎、武蔵坊弁慶、渡海屋銀平実は新中納言知盛、入江丹蔵、主馬小金吾、いがみの権太、鮨屋弥左衛門、弥助実は三位中将維盛、佐藤忠信、佐藤忠信実は源九郎狐、横川覚範実は能登守教経という、『義経千本桜』でお馴染みの13人の登場人物を勤め奮闘する團十郎の姿にご期待いただくとともに、13役がさまざまな方向から物語に光を当てることで、よりはっきりと描き出される『義経千本桜』の世界をご堪能ください。

夜の部

裏表太閤記(うらおもてたいこうき)
“表”に歓喜、“裏”に悲劇――

 群雄割拠の戦国の世。 知略と行動力に優れた秀吉は、天下統一に邁進する織田信長に仕えていた。
 信長軍が大悪人・松永弾正を包囲すると、弾正は実子・明智光秀に御家再興を託し、自ら放った炎に包まれる。復讐に燃える光秀は、本能寺で信長から耐え難い屈辱を受けると、謀略を巡らせて信長の野望を打ち砕く。信長の嫡子・織田信忠は光秀の妹・お通との間に三法師という男子を設けていたが、酒宴の最中、天狗に化けた軍勢に囲まれてしまい…。
 秀吉が攻略する備中高松城の軍師・鈴木喜多頭重成の塞に、窮地に陥る父を案じた鈴木孫市が帰ってくるが、傍若無人の父と衝突し…。信長の死を知り、光秀追討のため都へ引き返す秀吉一行のもとへ、三法師を抱いたお通が。しかし、その行く手を嵐が阻むと、突如として海中より大綿津見神が現れて…。 やがて琵琶湖、坂本の大滝で秀吉と光秀は雌雄を決する――。
 さて、天界で大暴れする孫悟空が褒美を手にして宙をひとっ飛びすると、秀吉は…。

天下人の出世物語を巧みに描いた伝説の舞台、43年ぶりに新たな構想で幕が開く!

 豊臣秀吉の出世物語「太閤記」から、秀吉の活躍が光る“表”の物語と、その輝かしい光の陰にある秀吉のライバル・明智光秀らの悲劇的な“裏”の物語を虚実混交、巧みに織り交ぜた『裏表太閤記』。二世市川猿翁(当時 三代目猿之助)による昭和56(1981)年の初演以来、実に43年ぶりとなる上演は、その情熱的な精神は受け継ぎながら、宙乗り、早替り、本水を使った大滝での大立廻りなど、ケレン味あふれる演出が盛り込まれ、歌舞伎の魅力が凝縮された熱い舞台が繰り広げられる!

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