公演情報詳細
三月花形歌舞伎 |
当公演は終了いたしました。
2022年3月2日(水)~13日(日)
劇場:南座
演目と配役
午前の部
〈ご挨拶〉
米吉 橋之助 |
岡本綺堂 作
一、番町皿屋敷(ばんちょうさらやしき)
青山播磨 腰元お菊 並木長吉 渋川後室真弓 放駒四郎兵衛 | 隼人 壱太郎 歌之助 歌女之丞 巳之助 |
岡村柿紅 作
二、芋掘長者(いもほりちょうじゃ)
芋掘藤五郎 友達治六郎 魁兵馬 菟原左内 松ヶ枝家後室 腰元松葉 息女緑御前 | 巳之助 橋之助 隼人 歌之助 歌女之丞 壱太郎 米吉 |
午後の部
〈ご挨拶〉
壱太郎 隼人 |
岡本綺堂 作
一、番町皿屋敷(ばんちょうさらやしき)
青山播磨 腰元お菊 並木長吉 渋川後室真弓 放駒四郎兵衛 | 橋之助 米吉 歌之助 歌女之丞 巳之助 |
岡村柿紅 作
二、芋掘長者(いもほりちょうじゃ)
芋掘藤五郎 友達治六郎 魁兵馬 菟原左内 松ヶ枝家後室 腰元松葉 息女緑御前 | 巳之助 隼人 橋之助 歌之助 歌女之丞 米吉 壱太郎 |
みどころ
一、番町皿屋敷(ばんちょうさらやしき)
満開の桜を見物に来た旗本の青山播磨が、犬猿の仲である放駒四郎兵衛ら町奴と出くわし、喧嘩を始めたところ、播磨の伯母が現れいさめます。血気盛んな播磨を心配する伯母は縁談を勧めますが、恋仲の腰元お菊を思う播磨にその気はまったくありません。一方、播磨の屋敷では、縁談の噂話を聞いて気をもんだお菊が、播磨の本心を確かめようと、家宝の皿を割ってしまいます。お菊が故意に皿を割ったことを知った播磨は…。
旗本と腰元の身分を越えた純愛ゆえの悲劇を描いた、岡本綺堂の代表作をご堪能ください。
二、芋掘長者(いもほりちょうじゃ)
松ヶ枝家の息女、緑御前に恋い焦がれた芋掘藤五郎は、舞の上手な友達治六郎の協力を得て、舞の名手と偽り、緑御前の婿選びの舞の会に乗り込みます。藤五郎のために、面をつけた治六郎が途中で入れ替わり、藤五郎のふりをして見事な踊りを披露します。すると、藤五郎は緑御前から、面を取って舞うように所望され…。
舞踊に優れた演者にわざとぎこちない踊りをさせる趣向が笑いを誘う、賑やかで面白味あふれる舞踊劇をお楽しみください。
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