公演情報詳細
歌舞伎NEXT | ||
朧の森に棲む鬼 |
当公演は終了いたしました。
2025年2月4日(火)~25日(火)
劇場:博多座
公式X
チラシ中面
博多座ホームページ
新橋演舞場公演はこちら
※松竹株式会社は、人権や多様性、社会理念を常に重視、尊重しておりますが、歌舞伎においては、作品の時代背景や原作の意図などに照らした表現、演出をあえてそのまま上演する場合がございます。なにとぞご理解、ご了承賜りますよう、お願い申し上げます
料金(税込)
- A席16,500円
- B席10,500円
- C席6,500円
※小学生未満のお子様のご入場はお断りしております
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日程詳細
2025年2月
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | |||
昼の部夜の部 | ●◇ | ◇● | ●- | ◇● | ●◇ | ||
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | |
昼の部夜の部 | ●- | -- | ◇● | ●◇ | ◇- | ◇● | ●◇ |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | |
昼の部夜の部 | ◇貸切 | -- | ◇● | ●◇ | ◇- | ●◇ | ◇● |
23 | 24 | 25 | |||||
昼の部夜の部 | ●◇ | ◇- | ●- |
2025年2月
昼の部 | 夜の部 | |
---|---|---|
4 (火) |
● | ◇ |
5 (水) |
◇ | ● |
6 (木) |
● | - |
7 (金) |
◇ | ● |
8 (土) |
● | ◇ |
9 (日) |
● | - |
10 (月) |
- | - |
11 (火) |
◇ | ● |
12 (水) |
● | ◇ |
13 (木) |
◇ | - |
14 (金) |
◇ | ● |
15 (土) |
● | ◇ |
16 (日) |
◇ | 貸切 |
17 (月) |
- | - |
18 (火) |
◇ | ● |
19 (水) |
● | ◇ |
20 (木) |
◇ | - |
21 (金) |
● | ◇ |
22 (土) |
◇ | ● |
23 (日) |
● | ◇ |
24 (月) |
◇ | - |
25 (火) |
● | - |
演目と配役
中島かずき 作
いのうえひでのり 演出
歌舞伎NEXT
朧の森に棲む鬼(おぼろのもりにすむおに)
ライ/サダミツ ライ/サダミツ ツナ シキブ キンタ シュテン アラドウジ ショウゲン マダレ ウラベ イチノオオキミ | 松本 幸四郎(ダブルキャスト) 尾上 松也(ダブルキャスト) 中村 時蔵 坂東 新悟 尾上 右近 市川 染五郎 澤村 宗之助 大谷 廣太郎 市川 猿弥 片岡 亀蔵 坂東 彌十郎 |
みどころ
朧の森に棲む鬼(おぼろのもりにすむおに)
不朽の名作が今甦る!
『朧の森に棲む鬼』は、松竹と劇団☆新感線がタッグを組み市川染五郎(現:松本幸四郎)がライを演じ、平成19(2007)年に初演されました。当時、大きな喝采に包まれ、熱い支持を受けた本作が満を持して“歌舞伎NEXT”として甦ります。
歌舞伎の新たなるステージを目指して銘打った“歌舞伎NEXT”。待望の第二弾はシェイクスピアの名作『リチャード三世』を下敷きにした、嘘と欲望に支配される男の物語を、歌舞伎ならではの趣向を凝らした演出や音楽で、新たな『朧の森に棲む鬼』をつくり上げます。
中島かずき、いのうえひでのりが歌舞伎俳優と一緒につくり上げる“朧の森”にどうぞご期待ください。
いつとも知れぬ戦乱の世。
その島国には《オボロの森》があり、
古い神はそこで
《魔物》になるという。
深い森の中、
飢え乾いて眼をぎらつかせ、
野良犬のごとく屍の山を漁る男が一人。
その名は《ライ》。
我欲をむき出しにして舌先三寸、
女や金を騙し取る日々。
今は落武者狩りで屍から金品を奪っていた。
そこへ聞こえる、轟々たる水音。
分け入った先には、巨大な滝と無数の髑髏。
そこに現れる《オボロの魔物》。
悪の素質を見込んだか、
魔物は《ライ》の奥底にある
欲望を呼び覚ます。
それは、この国の王座を我がものにすること――
お前の生き血――
命と引き換えにこの国の王座を与えよう
思いがけない運命の変転に奮い立ち、
条件つきで魔物と契を交わす《ライ》。
俺が俺に殺される時が来たら、
おとなしく命をくれてやる
魔物が与えた“オボロの剣”は、
《ライ》の舌に合わせて動き、
人を斬っては赤い血の雨を降らす。
血の雨はこの世を嘘に染め上げ、
《ライ》の嘘に心を射抜かれた人々は、
その思惑に絡め取られ滅ぼされてしまう。
現世を地獄に変えてのし上がり、
ついに王座に手をかける《ライ》。
だが、それこそが破滅の始まりだった――。
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