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勘九郎が『真田十勇士』出演の意気込みを語る

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前列左より、松坂桃李、加藤雅也、比嘉愛未、真矢みき、中村勘九郎



 1月7日(火)に初日を迎える、青山劇場で上演の『真田十勇士』。その公開舞台稽古で中村勘九郎ほか出演者と演出家が意気込みを語りました。

 勘九郎が猿飛佐助役で出演する『真田十勇士』は、マキノノゾミが新たな視点で真田十勇士伝説をとらえ直し、映像のスペシャリストとして活躍する堤幸彦が演出する話題の舞台です。堤は緊張していると言いつつも「とても感動している。楽しんでもらえると確信している」と断言、さらに出演者への厚い信頼のほどを語りました。

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 勘九郎は「楽しいです。毎日、素敵な方たちとご一緒できて幸せです。2カ月間、気合で乗り切ります」と力強く意気込みを見せました。その勘九郎の猿飛佐助とともに戦う幼馴染、霧隠才蔵を演じる松坂桃李も、「極上のエンタテインメントができ上がっている」と、手応えを感じている様子。共演者の面々からもスタッフとキャストを讃える声が上がり、一丸となって舞台に取り組んでいる姿勢が感じられました。

 幕開きは客席通路から登場する佐助と村人たち。そして、聞き覚えのある声で登場人物が紹介されると、バックに「ナレーション 坂東三津五郎」の文字。稽古中にナレーション出演が決まったそうで、思わぬ形での勘九郎と三津五郎共演となりました。

 「一度も描かれたことのない真田幸村を描いています。観終わって、なるほどと膝を打つ、奇想天外のストーリー」と作品をアピールした堤。プロジェクションマッピングとCG画像を駆使した映像の力と、ワイヤーアクションを含めた派手な立廻りを演じる力、そして、既成の真田十勇士の物語を打ち崩す俳優陣の演技力が、新たなスペクタクル戦国絵巻の世界へと誘います。

 『真田十勇士』は、1月7日(火)~2月2日(日)東京 青山劇場、2月7日(金)~2月19日(水)大阪 梅田芸術劇場メインホールで行われます。

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2014/01/07