新春浅草歌舞伎恒例の「浅草総見」が華やかに

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 1月17日(木)、浅草公会堂「新春浅草歌舞伎」第2部で、毎年恒例となっている「浅草総見」が行われました。

 平成15(2003)年、若手中心の浅草歌舞伎を盛り上げようと、地元浅草の人たちがそろって芝居見物に出かける日として設けられたのが「浅草総見」。開場時間に合わせ、浅草の芸者さんたちが人力車に乗り、劇場を目指して浅草の街を駆け抜けます。

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 劇場前に人力車が列をなす風景は壮観。人力車から次々と降り立った芸者さんたちは、開場前に劇場の階段にずらりと並んでお客様を出迎え、観劇気分を盛り上げました。もちろん、開演前には客席に着いてお客様と一緒に観劇。客席にも舞台に負けないくらいの花を咲かせます。そして芝居がはねたらそのままお座敷へ、今度は芝居談義に花を咲かせることになるのでしょう。

 まだ雪の残る浅草でしたが、今年も1階席を貸し切っての浅草総見となり、浅草歌舞伎が地元の温かい応援によって続いてきたことが感じられる一日となりました。

 「新春浅草歌舞伎」は27日(日)まで上演、チケットはチケットWeb松竹チケットホン松竹で好評販売中です。

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2013/01/17