【上演時間掲載】春猿出演「新派名作劇場」のお知らせ

 6月4日(木)~26日(金)、東京 三越劇場で上演される「新派名作劇場」に、市川春猿が出演します。

 この夏、三越劇場は“恋する心”を描いた新派の名作2作、樋口一葉の『十三夜』と村松梢風の『残菊物語』を上演、春猿が『残菊物語』に出演します。

 『残菊物語』は五世尾上菊五郎の養子となった二世尾上菊之助の実話を、村松梢風が戯曲化、明治12(1879)年10月明治座にて花柳章太郎の菊之助、初世水谷八重子のお徳で初演されています。後に、花柳が菊之助役で出演した溝口健二作品(1939年)ほか何度も映像化されており、1963年公開の映画では市川猿翁が菊之助を演じています。

 その菊之助役に挑むのが春猿。弟の乳母、お徳(水谷八重子)と身分違いの恋におち、菊五郎から勘当されて大阪の舞台で芸を磨く日々を送りますが、その落ちぶれた姿を見かねたお徳は…。春猿は以前、福助役で出演したことがありますが、菊之助役は初挑戦。芸と恋、二つの道を行く男を春猿がどのように演じるのか、ぜひ、舞台でご覧ください。


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松竹創業百二十周年
新派名作劇場

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一、十三夜
  原田せき:波乃 久里子
  斉藤主計:立松 昭二
  もよ:伊藤 みどり
  高坂録之助:松村 雄基

二、残菊物語
  お徳:水谷 八重子
  お里:波乃 久里子
  清元栄寿太夫:松村 雄基
  元俊:田口 守
  おこま:伊藤 みどり
  尾上菊五郎:柳田 豊
  尾上菊之助:市川 春猿


日程
2015年6月4日(木)~26日(金)
11:00/15:15開演
※4日は13:00開演。7、10、12、15、18、21、24、26日は11:00開演のみ

【上演時間】
『十三夜』      11:00-11:45/3:15-4:00
               <幕間 25分>
『残菊物語』
 一幕目・二幕目 12:10-12:50/4:25-5:05
               <幕間 10分>
『残菊物語』
 三幕目・四幕目 1:00-1:50/5:15-6:05

※6月12日時点での予定。時間は変更になる場合があります。


場所
三越劇場
東京都中央区日本橋室町1-4-1 日本橋三越本店本館6F


チケット
全席指定:9,000円(税込)

2015年4月30日(木)10:00~発売

チケットWeb松竹
チケットホン松竹
三越劇場チケットショップ 0120-03-9354(10:00~18:00)
※三越劇場は5月1日(金)発売。発売初日は電話、インターネット予約のみ


団体観劇(10名様以上)のお申込み、お問い合わせ
松竹株式会社演劇興行部 03-5550-1685(10:00~18:00)
三越劇場 0120-03-9354(10:00~18:00)

2015/02/24