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孝太郎が映画『終戦のエンペラー』出演
7月27日(土)より全国ロードショーされるアメリカ映画『終戦のエンペラー』に、片岡孝太郎が出演しています。
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終戦直後、ダグラス・マッカーサー元帥が日本に向かうところからこの物語は始まります。誰もがよく知る歴史のひとコマを、別の角度からとらえた意欲作で、出演者からは「よくあるアメリカ側から見た日本の歴史ではない、日本人の本当の心を描いている」とのコメントもありました。
マッカーサー元帥を演じるのは日本でもお馴染みのトミー・リー・ジョーンズ。その元帥と対峙する昭和天皇を、孝太郎が演じています。スティーブン・スピルバーグ監督『太陽の帝国』(1987)以来となるハリウッド映画への出演ですが、出演シーンは短いながらも、この映画の肝ともなる重要な場面に登場し、歴史を左右する決定的瞬間を見事につくり出しています。
記者会見に登場した孝太郎は、「歌舞伎の舞台もあるので、映画出演を迷っていたところ、亡くなりました勘三郎の兄貴の"映画に出てこい!"のひと言で、今回の参加が決まりました。力いっぱい自分なりにやってみたつもりでございます。とてもよい作品に仕上がっていると思います。ぜひご覧ください」とご挨拶。
緊迫したシーンの撮影では、撮影現場にトミー・リー・ジョーンズが現れた途端、空気感が変わって緊張感が高まったと言い、「撮影のために何回もテストをしたんですが、"僕たちは1回でちゃんとできる!"と助監督さんにおっしゃられていたので、演技の上で信頼されているのかなと...」、嬉しいエピソードも飛び出しました。撮影後には「あなたと仕事ができてよかった」と握手を求められ、「映画に出てよかったと思いました」と笑顔で話しました。
出演はほかにマシュー・フォックス、初音映莉子、西田敏行、中村雅俊、伊武雅刀ら、監督は『真珠の耳飾りの少女』(2004)のピーター・ウェーバー。
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