ニュース
四国こんぴら歌舞伎 お練り
4月11日(火)、「第二十三回 四国こんぴら歌舞伎大芝居」の初日を前に、坂田藤十郎ら出演者が、金刀比羅宮で公演の成功を祈願し、人力車に乗ってお練りをおこないました。
▼
快晴の天気の中、沿道には大勢のこんぴら歌舞伎ファンが詰めかけ、ご贔屓の役者たちを大きな声援と紙吹雪で歓迎。出演者たちも、笑顔や握手で応えていました。人力車は、こんぴら歌舞伎の幟で彩られた琴平の町を練り歩き、セレモニー会場に到着。
大勢のファンの見守る中、藤十郎は、
「17年も(こんぴら歌舞伎には)来なかったので、「あの人誰や?」そう言われると思って、大変心配でございました。ところが231年ぶりに名乗らせていただいた、この藤十郎という名前を大勢の方が呼んでくださって、大変嬉しゅうございました。
襲名というのは新しい人生の始まりだと思っております。みんなと一生懸命になって、17年分のお芝居をいたします。どうか千穐楽まで、無事に舞台が勤まり大入り満員の盛況…これは当たり前でしょうけども(笑)大勢の方に観ていただきたい。どうか、よろしくお願いします。」
と挨拶。詰め掛けたファンから盛大な拍手が送られました。
▼
「第二十三回 四国こんぴら歌舞伎大芝居」は25日(水)まで。町中が歌舞伎一色に染まる琴平にぜひお越しください。
2007/04/11