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歌舞伎座「十二月大歌舞伎」初日開幕
12月2日(水)、歌舞伎座「十二月大歌舞伎」が開幕しました。
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12月の歌舞伎座は、昼の部は『本朝廿四孝』より歌舞伎の様式美が凝縮された「十種香」で幕を開け、『夕鶴』で有名な木下順二作の笑劇『赤い陣羽織』を坂東玉三郎の演出で、天明歌舞伎のおおらかさをご覧いただける舞踊の大曲『関の扉』を常磐津と竹本の掛け合いでご堪能いただきます。夜の部は『妹背山婦女庭訓』より45年ぶりの上演となる「杉酒屋」、苧環を使って恋模様を描いた「道行恋苧環」、大化の改新の世界でお三輪の悲恋の顛末をご覧いただく「三笠山御殿」を上演、昼夜いずれも華やかな顔ぶれで上演しています。
昼の部の『赤い陣羽織』では、劇中で出演者が客席に登場し、手拭いをまくサプライズも。俳優たちが現れると客席からは歓声が上がり、見事手拭いを受け取ったお客様からは、思いもよらぬ幸運に驚きとともに喜びの笑顔がこぼれました。
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お客様で賑わう木挽町広場
年の瀬を迎え、ますます賑わいを見せる地下2階の木挽町広場では、年始を迎えるお飾りやお土産物などに、多くのお客様がいらしています。師走の忙しさの中にも心弾むご観劇の一日を、どうぞお楽しみください。
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歌舞伎座「十二月大歌舞伎」は、12月26日(土)までの公演。チケットは、チケットは、チケットWeb松竹、チケットWeb松竹スマートフォンサイト、チケットホン松竹にて販売中です。
2015/12/02