ニュース

芝翫、橋之助、福之助、歌之助「“やり過ぎ”お練り」で大阪見参

芝翫、橋之助、福之助、歌之助「“やり過ぎ”お練り」で大阪見参

 12月8日(木)、大阪 ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで、中村芝翫、中村橋之助、中村福之助、中村歌之助が、「襲名披露リ・ボーン・パレード」を行いました。

 ユニバーサル・スタジオ・ジャパン15周年記念パレード「ユニバーサル・RE-BOOOOOOOORN(リ・ボーン)・パレード」は、大量の泡が舞い、紙吹雪が降りそそぐ中、音楽とダンスで盛り上げる“超・熱狂”イベント。「KABUKI STARS PARADE 中村芝翫親子四人同時襲名披露 リ・ボーン・パレード」の横断幕に先導され、先頭のフロートに乗り込んだ四人は、音楽に合わせてエンターテイナーたちと一緒に手を振ったり、手拍子したり、沿道の声援に応えたり。ストップ・モードではゲストと一緒にジャンプして踊り、元気いっぱいにパレードを盛り上げました。

 

 「感動しましたね。(パレードに)出ていって涙がこぼれました。親子四人の襲名、日本だけでなく世界にも届けたいなって、夢がふくらみました」と、興奮冷めやらぬ様子の芝翫。橋之助は「ここへ来るたびに毎回、新しい発見、趣向があって、芝居のヒントになることも多い」と語りました。

 

芝翫、橋之助、福之助、歌之助「“やり過ぎ”お練り」で大阪見参

 フロートを降りた四人はパレードを見守っていた三田寛子さんと合流し、「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」でワンド・マジックにも挑戦。家族五人そろって魔法の杖を手に呪文を唱え、クリスマスツリーに飾られたオーナメントを動かしてみせました。

 

 「リ・ボーン・パレードは、エンターテイナーを筆頭にありえないほど“やり過ぎ”の演出で、お客様の脳を活性化して細胞を丸ごと元気にしようというもの。歌舞伎の舞台とはまったく違うパレードという晴れ舞台を終え、襲名披露を控えた芝翫、橋之助、福之助、歌之助もまた気持ち新たに、大阪の襲名披露に臨むことができそうです。 

 大阪松竹座「壽初春大歌舞伎」は、来年1月2日(月・休)から26日(木)までの公演。チケットは、チケットWeb松竹チケットWeb松竹スマートフォンサイトチケットホン松竹にて販売中です。

2016/12/10