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段治郎が鏡開き~初春新派公演『日本橋』~
1月2日、初春新派公演『日本橋』が初日を迎え、開演前に出演者らによる「鏡開き」が賑々しく行われました。
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波乃久里子
明けましておめでとうございます。4年続けて初春新派公演を三越劇場で上演させていただきます事、また、日本橋架橋100周年という記念の年に『日本橋』が出来ます事、こんなに嬉しいことはございません。そして、4年越しのラブコールに応えてくださった高橋惠子さん、歌舞伎界のホープ市川段治郎さんが出演してくださいます事、大変ありがたく、新派劇団一同張り切っております。
高橋惠子
初めて新派の公演に出演させていただき、とても緊張しておりますが、諸先輩方の温かいご指導のもと、こんな機会を得ることができて幸せだなと思っております。この『日本橋』という作品は大変素晴らしく、また、清葉というお役は一生に一度出会えるかどうかという素晴らしいお役だと思っています。精一杯頑張らせていただきます。
市川段治郎
日本橋架橋100周年という区切りの良い年に、初春新派公演『日本橋』に出演させていただく事は本当に素晴らしい事で、僕自身とても良い一年のスタートを切ることが出来たと思っています。葛木晋三を一生懸命勤めさせていただきます。25日まで公演しておりますので、ぜひ多くの方にご覧頂きたいと思っています。
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鏡開きに続き、安井昌二が「皆様のおかげで、今年もここ三越劇場で、新派初春公演ができますこと、本当に嬉しく思っております。皆様と一緒に手締めをさせていただきたいと思います」と挨拶。威勢良く手締めを行い、詰めかけた大勢のお客様と共に初春を祝いました。
2011/01/03