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右若、猿紫「ギャラリーレクチャー 歌舞伎夜話」出演のお知らせ
12月19日(水)、歌舞伎座ギャラリーで開催される「ギャラリーレクチャー 歌舞伎夜話(かぶきやわ)」に、市川右若と市川猿紫がそろって出演します。
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右若は平成9(1997)年に右團次(当時 右近)に入門し、スーパー歌舞伎『新・水滸伝(しんすいこでん)』の文杏、スーパー歌舞伎II(セカンド)『空ヲ刻ム者』の千歳をはじめ、師とともに数多くの作品で活躍してきました。昨年1月新橋演舞場での右團次襲名を機に二代目市川右若を名のり、最近もスーパー歌舞伎II『ワンピース』侍女ランやニューカマー・ミホなど個性の際立つ役どころを数多く勤めています。なお、平成28(2016)年には出身地である甲府市の「甲府大使」に就任。市の魅力を伝えていく傍ら、地域の方へ向けた歌舞伎ワークショップなどにも積極的にとり組んでいます。
猿紫は平成13(2001)年に猿翁(当時 猿之助)に入門。同年7月歌舞伎座で市川猿紫を名のり、以降、澤瀉屋の娘方として舞台の脇を固めてきました。今年に入ってからも7月歌舞伎座『三國無雙瓢箪久(さんごくむそうひさごのめでたや) 出世太閤記』では凛々しい女剣士薔薇薔薇を勤め、8月歌舞伎座『心中月夜星野屋』では愛らしい町娘のおえいを勤めるなど、活躍が続きます。また、自主公演にも力を入れており、平成24(2012)年に杵屋勝四寿とともに立ち上げた「天翔会 ~舞踊と長唄の若手勉強会~」も今年の3月には3回目を開催、成功を収めました。
実はともに昭和56(1981)年生まれのこの二人。以前は澤瀉屋一門として研鑽を積み、苦楽をともに過ごしました。今回の夜話ではその当時の思い出話に花が咲くことでしょう。お聞き逃しがないよう、お早めにお申込みください。
※「澤瀉屋」の「瀉」のつくりは、正しくは“わかんむり”です。
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ギャラリーレクチャー 歌舞伎夜話
―市川右若、市川猿紫―
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■日時
2018年12月19日(水)18:30開演(18:15開場)
※約1時間30分を予定
■場所
(GINZA KABUKIZA 歌舞伎座タワー5階)
■入場料
全席指定:3,000円(税込)
2018年12月12日(水)12:00発売
※チケットホン松竹での販売はありません。チケットWeb松竹のみの販売。
■お問い合わせ
歌舞伎座ギャラリー 03-3545-6886(10:00~17:30)
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