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歌舞伎座ギャラリー、第八回「ぎんざ木挽亭」のお知らせ

▲ 神田松之丞
3月29日(金)、歌舞伎座ギャラリーで、第八回「ぎんざ木挽亭」 by TOKYO KOBIKI LAB.が開催されます。
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月に1回、歌舞伎座ギャラリーで開かれる「ぎんざ木挽亭 神田松之丞の会」。講談師の松之丞が、毎回ゲストを迎え、歌舞伎にまつわる演目を披露する人気の企画です。講談ファンはもちろん、歌舞伎ファンも楽しめると、回を重ねるごとに熱が高まっています。

▲ ゲストの神田春陽
今回はゲストに松之丞と同じ二代目神田山陽一門の、神田春陽が登場します。春陽が読むのは、歌舞伎でもお馴染みの演目、「め組の喧嘩」。文化2(1805)年に実際に起きた事件をもとにした物語で、事件後すぐに講釈で語られました。江戸の町を舞台に、粋な鳶たちと荒々しい相撲取りたちによる喧嘩が、大きなみどころとなるこの演目。歌舞伎では派手な立廻りでみせますが、果たして、講談ではどう聞かせるのでしょうか。
主任の松之丞が語るのは、江戸前講談の代表格といわれる「小猿七之助」。歌舞伎には、この講談をベースにした、河竹黙阿弥作『網模様燈篭菊桐(あみもようとうろのきくきり)』があります。講談では、船頭と芸者が二人きりで船に乗ることが禁じられていた時代に、小猿のあだ名をもつ船頭七之助と、男嫌いの芸者お滝の恋愛模様がじっくり語られます。歌舞伎とは異なるストーリーをお楽しみください。
毎回、華やかなゲストと多様な演目で、盛り上がりを見せているこのイベント。すでに足をお運びいただいた方も、これからの方も、お見逃しのないよう、ぜひお早めにお求めください。

▲ 2月に行われた前回の様子。満員の客席が、熱心に耳を傾けます
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第八回「ぎんざ木挽亭」
by TOKYO KOBIKI LAB.
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ぎんざ木挽亭 「神田松之丞の会」
オープニングトーク(松之丞、春陽)
春陽「め組の喧嘩」
松之丞「小猿七之助」
出演:神田松之丞(主任) 神田春陽(ゲスト)
■日時
2019年3月29日(金)
21:15開演(21:00開場)
※公演時間は約90分を予定
■場所
歌舞伎座ギャラリー
東京都中央区銀座4-12-15 歌舞伎座タワー5階
■料金
全席指定:3,300円(税込)
※前売りで完売の場合、当日券の販売はありませんので、ご注意ください。
2019年3月4日(月)12:00発売
※チケットホン松竹でのお取扱いはありません。
■注意事項
※営利目的の転売禁止、転売チケット入場不可。
※当日、ご本人様確認をさせていただくことがございます。身分確認のできるものをお持ちください。
■お問い合わせ
松竹株式会社 TOKYO KOBIKI LAB.事務局sh_engeki_kg_event@shochiku.co.jp
*TOKYO KOBIKI LAB.とは |
「TOKYO KOBIKI LAB.(トウキョウ コビキ ラボ)」は歌舞伎に限らず「日本文化全般を幅広く発信する」新プロジェクトです。その第一弾として歌舞伎座ギャラリーで「ぎんざ木挽亭」を開催。 幅広い世代の方にお楽しみいただけるよう、古典芸能から現代のポップカルチャーまで、古今を問わず多様な企画を打ち出していきます。 |