南座では、歌舞伎の舞台機構を体験できる「南座 夏の舞台体験ツアー」が8月31日（月）まで開催中です。

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　1日（土）から始まった「南座 夏の舞台体験ツアー」は、花道、せり、廻り舞台など、江戸時代に日本の芝居小屋で発明された舞台機構を実際に体験できるプログラムです。約5カ月ぶりに再開した劇場にはお客様の嬉しい足音が響き、初日から賑わいをみせました。

　最初に前後左右に間隔がとられた客席で、新型コロナウイルスへの感染予防対策のとり組みについて説明が行われました。その後、お客様には「花道」を歩いて本舞台に立っていただいたり、「廻り舞台」で360度舞台上を回転したり、また「迫り」に乗って地下の奈落や2階席と同じ目線の高さを味わうなど、実際の舞台機構を体験していただきました。体験中は写真や動画の撮影が可能とあって、歌舞伎俳優や数々のスターと同じ景色を眺めながら、お客様それぞれが思い思いの場所で撮影を満喫された様子でした。

　また、体験時間の前後には自由に館内をご覧いただけます。「吉例顔見世興行」のまねき看板や、Panasonicが運営する「霊山歴史館」の特別展示、そして、NTTによる最新技術である超高臨場感通信技術「Kirari!」や、記憶に新しい「超歌舞伎 supported by NTT 『今昔饗宴千本桜（はなくらべせんぼんざくら）』」にちなんだ「変幻灯」、「Kirari! for Mobile」なども目の前で見ていただくことができます。場内の展示スペースにも是非ご注目ください。

　開催に際しては、舞台体験ツアーの参加人数の制限や、ツアー内での距離の確保、劇場内各所の消毒対応など、感染予防対策が徹底されます。詳細はこちらをご確認ください。 「南座 夏の舞台体験ツアー」は8月31日（月）まで。開催時間、入場料など詳細はこちらをご覧ください。