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令和2年度「大谷竹次郎賞」選考結果のお知らせ

 12月15日(火)、第49回令和2年度 「大谷竹次郎賞」の選考結果が、該当作品なしと発表されました。

 新作歌舞伎の優れた脚本に対し、松竹株式会社、公益財団法人松竹大谷図書館が贈る「大谷竹次郎賞」。昭和47(1972)年より毎年、松竹株式会社創業者の一人で、新作歌舞伎の上演に尽力していた大谷竹次郎の誕生日にちなみ、12月中旬に選考結果を発表しています。

 

 「歌舞伎俳優によって上演された新作歌舞伎および新作舞踊劇を対象とし、娯楽性に富んだ優れた脚本に贈る」ために、今年も1月から12月に上演された新作の脚本をとり上げ、水落 潔、平岩弓枝、齋藤雅文、古井戸秀夫、大谷信義、安孫子正の6名の選考委員が、厳正なる審査を行いました。その結果、令和2年度は、残念ながら該当作品なしとの発表に至りました。

 

 昨年の第48回では、三谷幸喜氏の『月光露針路日本(つきあかりめざすふるさと) 風雲児たち』、丹羽圭子氏・戸部和久氏の『風の谷のナウシカ』の2作が受賞、竹柴潤一氏の『本朝白雪姫譚話』が奨励賞を受賞するなど、意欲的な新作が多数上演され、近年では新作として発表されたのちに再演を重ねる作品も増えています。来年以降も、歌舞伎の財産となる脚本が生まれることを期待しての今回の結果発表でした。

2020/12/18