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こんぴら歌舞伎のお土産は
今年も大賑わいの『第二十五回記念 四国こんぴら歌舞伎大芝居』。金丸座の前には売店が並び、芝居見物のもう一つの楽しみ"お土産"をお求めになるお客様で、こちらも大賑わい!注目のお土産をご紹介しましょう。
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まずは、今年改訂新版が出版された「カラーブックスこんぴら歌舞伎」。単行本サイズで読みやすく、舞台写真も多数掲載されています。江戸の芝居小屋「金丸座」の内部の様子や改築の歴史なども掲載され、こんぴら歌舞伎の事がよく判るお薦めの一冊。歴代の演目・出演者リスト「こんぴら歌舞伎の歩み一覧」も貴重な資料です(850円・税込)。
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続いて「こんぴら飴」。金刀比羅宮へ向かう参道を登り、大門をくぐると五人百姓とよばれる飴屋があり、大きな傘の下で昔からの加美代(かみよ)飴を売っています。この五軒は、昔から特に金刀比羅宮から許されて、境内で商いをしていますが、こんぴら歌舞伎の期間中にかぎり、会場でも販売をしています。讃岐路の代表的な名物として古くから愛好されてきた「こんぴら飴」も見逃せません。
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25周年を記念してつくられた記念切手も人気です。四国こんぴら歌舞伎大芝居の第1回~12回、13回~25回公演の歴代版画ポスターを、2種類のシートにまとめた記念切手。会場の金丸座の座紋「佐伯鶴」を朱色で描いた台紙と解説書が付き、金丸座前の臨時出張所などで1500セットが販売されています(2400円)。
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最後に、観劇のお供に欠かせないパンフレット。舞台写真や見どころの他、「勘三郎に聞くこんぴら歌舞伎の思い出」、「こんぴら歌舞伎の歩み」、「歌舞伎の豆知識」など、楽しみな読み物が満載です。
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2009/04/16