2023年2月2日（木）に開幕する、歌舞伎座「二月大歌舞伎」第一部『三人吉三巴白浪』の特別ビジュアルが公開されました。

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　「二月大歌舞伎」の第一部では、幕末から明治時代にかけて活躍し、本年没後130年を迎えた名作者・河竹黙阿弥の『三人吉三巴白浪』を上演します。和尚吉三を尾上松緑、お坊吉三を片岡愛之助、お嬢吉三を中村七之助が勤め、同じ「吉三」の名を名乗る三人の盗賊が出会う「大川端庚申塚」から、「本郷火の見櫓」まで、100両の金と名刀庚申丸を巡る因果が巧みに絡み合い、最後まで目の離せない展開が続きます。

　公開された特別ビジュアルは、義兄弟の契りを交わす三人の「吉三」が、作品の世界から飛び出してくるかのような1枚。節分の夜更けに出会いを果たした三人の盗賊が辿る、数奇な運命の行く末は…。黙阿弥が数多く著した盗賊が活躍する「白浪物」の代表作で、幕末の退廃的な美しさあふれる名作に期待が高まります。

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　歌舞伎座「二月大歌舞伎」は、25日（土）までの公演。チケットは、チケットWeb松竹、チケットホン松竹で販売中です。