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歌舞伎座『丸橋忠弥』特別ビジュアル公開

歌舞伎座『丸橋忠弥』特別ビジュアル公開

 

 2025年12月4日(木)より開幕する、歌舞伎座「十二月大歌舞伎」第二部『丸橋忠弥』の特別ビジュアルが公開されました。 

 松竹創業130周年の掉尾を飾る、歌舞伎座「十二月大歌舞伎」。第二部では、実際の事件をもとにした講談から名作者・河竹黙阿弥が書き上げた『慶安太平記』より、『丸橋忠弥』を上演します。松竹創業120周年の「團菊祭」で丸橋忠弥を演じ好評を博した尾上松緑が10年ぶりに勤めます。そして松緑とともに『荒川十太夫』、『俵星玄蕃』、『無筆の出世』という講談シリーズを手がけてきた西森英行が演出を手がけます。

 

 
歌舞伎座『丸橋忠弥』特別ビジュアル公開

 

 軍学者の由比正雪が幕府に対して謀反を企てた江戸時代の「慶安の変」を題材とした『丸橋忠弥』。公開された特別ビジュアルは、作品のなかでも屈指の名場面をおさめたカラーとモノクロの2種類です。酔態から一転して垣間見せる鋭い目つきの丸橋忠弥、そして、後半の激しい立廻りで見せる凄みが画面に表れます。松緑が当り役とする『蘭平物狂』に匹敵する大立廻りにもご期待ください。

 こちらの特別ビジュアルは、歌舞伎座ほかで掲示されます。ぜひご注目ください。歌舞伎座「十二月大歌舞伎」は12月4日(木)から26日(金)までの公演。チケットは、チケットWeb松竹チケットホン松竹で販売中です。

2025/11/14