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大阪松竹座「御名残四月大歌舞伎」を前に、「坂田藤十郎七回忌追善 顕彰祭」を開催
2026年4月3日(金)から始まる大阪松竹座「御名残四月大歌舞伎」に出演の中村鴈治郎、中村扇雀、中村壱太郎、中村虎之介が、「坂田藤十郎七回忌追善 顕彰祭」に出席しました。
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大阪松竹座「御名残四月大歌舞伎」では、坂田藤十郎七回忌追善狂言として、昼の部で『夕霧名残の正月』、夜の部で『河庄』を上演します。『夕霧名残の正月』では、扇屋夕霧と藤屋伊左衛門を孫の壱太郎と虎之介が勤めるほか、扇屋三郎兵衛に鴈治郎、扇屋女房おふさに扇雀、太鼓持鶴七に中村亀鶴とゆかりの俳優がそろいます。『河庄』では、紙屋治兵衛を鴈治郎と扇雀、紀の国屋小春を扇雀と壱太郎ほか、主要な役をWキャストで上演します。公演を前に、鴈治郎、扇雀、壱太郎、虎之介らにより坂田藤十郎ゆかりの高津宮にて顕彰祭が執り行われ、藤十郎の偉業を偲びました。
▲ 顕彰祭の様子
法要後、鴈治郎は、「今日のような気持ちのいい日に、ゆかりの高津宮で父の顕彰祭を執り行うことができてうれしいです。上方歌舞伎のために、坂田藤十郎の名を再び世に送り出した父の追善狂言を、大阪松竹座で上演できることをありがたく思います。良い公演にできるように頑張ります」と、感謝の思いを伝えます。続いて扇雀が、「上方歌舞伎を後世に残すことを人生の目標にしていたのを横でみていたので、改めてその道をしっかり引き継いでいかなければという思いを新たにしました。初代鴈治郎の当り役だった『河庄』治兵衛を兄と(Wキャストで)勤めさせていただきます。お客様に上方歌舞伎って素敵だねと思っていただけるよう精一杯勤めます」と、気合を込めました。
▲ 絵馬堂にて
壱太郎は、「祖父はことあるごとに、“歌舞伎は上方歌舞伎と江戸歌舞伎、両輪が栄えてこそ本当の歌舞伎の栄えだ”と言っていました。今回追善狂言として、祖父の襲名披露狂言だった『夕霧名残の正月』をいとこの虎之介と勤めさせていただけることをありがたく思います。今後の上方歌舞伎につながるよう頑張ります」と、気を引き締めます。最後に虎之介が、「祖父の思いを引き継いでいきたいですし、今回の公演では少しでも成長した姿を祖父にみせられるようにしたいです。若い世代の『夕霧名残の正月』で、上方歌舞伎の明るい未来、新しいかたちを感じていただけるように頑張りたい」と、抱負を述べました。
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大阪松竹座「御名残四月大歌舞伎」は4月3日(金)から26日(日)までの公演。チケットは、チケットWeb松竹、チケットホン松竹で販売中です。
