歌舞伎いろは

【歌舞伎いろは】は歌舞伎の世界、「和」の世界を楽しむ「歌舞伎美人」の連載、読み物コンテンツのページです。「俳優、著名人の言葉」「歌舞伎衣裳、かつらの美」「劇場、小道具、大道具の世界」「問題に挑戦」など、さまざまな分野の読み物が掲載されています。



履歴書+α:映画はレイトショーがお気に入り

歌舞伎以外でよく観に行く舞台芸術は?ミュージカルが好きで、劇団四季の公演などにはよく出かけます。ここ最近では、「ウィキッド」がよかったですね。

習っているお稽古事は?日本舞踊は、尾上菊之丞先生と藤間のご宗家(勘祖)のところに通っています。僕は踊りを習いはじめたのが遅くて、中学に入ってからでした。ですから、たくさん稽古を積まなくてはならないと感じています。
清元は浄瑠璃のほうを習っています。女方は高い声が必要になってきますが清元は音域が高いので、その鍛練にもなります。うちの祖母は清元の師匠だったんですよ。清元は、小さいころから耳に馴染んでいますので、なんとなく落ち着きます。今は習っていませんが、長唄三味線、小鼓、大鼓、太鼓もお稽古していました。
ズバリ、長所は?(しばらく考えこんで)行動力!

最近印象に残った映画は?『アバター』はとても感動しました。あとは『特攻野郎AチームTHE MOVIE』、『第9地区』も面白かったです! 映画はよく観に行きますが、車で出かけてレイトショーを観ることが多いですね。

楽屋でよく食べるものは?好きな順から言うと
1位 ナイルレストラン(インド料理)のカレー
2位 YOU(喫茶・洋食)のオムライス、コンビネーションサラダ
3位 蘭州(中華)
実際に一番よく食べているのは蘭州です!
 

代数:二代目
屋号:音羽屋
定紋:抱き若松
生年月日:1985(昭和60)年1月30日
血液型:O型
出身地:東京都中央区
尾上松也 公式サイト
1990年5月:歌舞伎座『伽羅先代萩』の鶴千代で二代目尾上松也を名のり初舞台
1991年:国立劇場特別賞
1993年:国立劇場特別賞・歌舞伎座賞

六世尾上松助の長男。2005年に父・松助が逝去。20歳の若さで当主となり、以来、一門を率いている。最近の舞台では、歌舞伎座さよなら公演最終月(2010年4月)の『助六由縁江戸桜』で並び傾城の芯を勤めたほか、5月新橋演舞場では『一谷嫩軍記・熊谷陣屋』で藤の方、『菅原伝授手習鑑・寺子屋』で園生の前を演じるなど責任ある大役も任されている。映像出演も多く、映画『シベリア超特急2』(2000年)、NHKドラマ「おシャシャのシャン」(2008年)、大河ドラマ「天地人」(2009年)など。NHKFM「邦楽ジョッキー」の司会も好評(2008年4月〜)。2010年からはバラエティ番組「心ゆさぶれ!先輩ROCK YOU」にMCとしてレギュラー出演。

芸の眼差し、遊の素顔

バックナンバー