歌舞伎いろは

【歌舞伎いろは】は歌舞伎の世界、「和」の世界を楽しむ「歌舞伎美人」の連載、読み物コンテンツのページです。「俳優、著名人の言葉」「歌舞伎衣裳、かつらの美」「劇場、小道具、大道具の世界」「問題に挑戦」など、さまざまな分野の読み物が掲載されています。



TEPCO くらしの今と昔

銀座記念碑

【銀座記念碑】
銀座には、日本で初めて電気街灯を建てたことを記念する記念灯が現在も灯されています。電気灯柱記念碑では、驚く人々の様子を描いた当時の錦絵がレリーフとなっています。

銀座記念碑   銀座記念碑
提灯職人  

【提灯職人】
電気が主流となった今でも、ちょうちん製造の技術を伝える「ちょうちん大嶋屋恩田」。恩田修さんは、6代目となる。昔から提灯自体は東京では作りません。東京では筆入れが主な仕事となっています。

  「だんまり」の闇

 庶民が使うあかりは、やがて菜種油よりも安い石油を使ったランプへと移り変わっていきます。しかし、さらに大きくドラマチックな変化が文明開化と共に訪れます。

 明治15年の11月1日、銀座通りで人々は見たこともない新しいあかり、アーク灯を目にしました。デモンストレーションとして設置された2000個の電灯により、日本で初めて夜の街が明るく照らし出された瞬間でした。その明るさ、まばゆさに誰もが驚き夢中になったのです。そしてこのあかりをひとめ見ようと、銀座には連夜人々が詰めかけました。

 翌年には東京電灯株式会社設立の認可が下りました。そして、人々は急速に電気のもたらすあかりに親しむようになっていったのです。

※東京電力株式会社の前身

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