歌舞伎いろは

【歌舞伎いろは】は歌舞伎の世界、「和」の世界を楽しむ「歌舞伎美人」の連載、読み物コンテンツのページです。「俳優、著名人の言葉」「歌舞伎衣裳、かつらの美」「劇場、小道具、大道具の世界」「問題に挑戦」など、さまざまな分野の読み物が掲載されています。



吹き抜けの高い天井と外光がたっぷり入る大きな窓もあるレストラン 花幸。

客席2階のCafe de Dart。カレーやハンバーグなどの洋食がいただける。

美味しいものと芸術作品…。幕間の楽しみ方

レストラン 花幸では、寿司をはじめ旬の食材を使った会席料理や割烹料理などが揃い、ゆったり食事が楽しめる。

地元のさまざまなお弁当屋さんが出店。リーズナブルなお弁当も種類が多くて魅力的。

今が旬の九州新幹線関連グッズや、歌舞伎関連グッズ、さらに福岡の美味いものが集結した売店。

中国人作家シュ・ビン(徐冰)作の、山笠をイメージして「HAKATAZA」と描かれた書。劇場内階段にある。

エントランスのエスカレーターで上ってすぐの壁に飾られた博多織タペストリー 「櫛田神社社殿 破風飾り本彫り 風神雷神 あかんべえ雲間の博多山笠図」。デザインは博多座のロゴマークをデザインした西島伊三雄氏。

 劇場内には天井の高いぜいたくな吹き抜けに加え、大きな窓のある開放感がいっぱいのレストラン「花幸」があり、季節の旬の食材を生かした和食がいただけます。お弁当もバリエーションが豊かで、ホテルや料亭の出張販売のコーナーもあります。

 客席2階の「Cafe de Dart」には喫茶だけでなくサンドイッチやカレーセット、ハンバーグセットのフードメニューも用意され、売店には福岡の新鮮な海の幸のお土産やここでしか買えない博多座ブランドのお菓子やグッズが並び、賑わいを見せています。

 観劇前後、幕間の楽しみは、美味しいものを食べ、お土産を買うことだけではありません。劇場内のいたるところに飾ってある美術品を鑑賞するのも、幕間の楽しみのひとつでしょう。特に博多座は、道を隔てた隣のリバレインセンタービル内にある「福岡アジア美術館」からアジアの作家の絵画やオブジェを借りて展示しているので、他の劇場とはまたひと味違った美術鑑賞が楽しめます。このようなところにも、アジアに向かって開かれた都市、福岡の特色がよく表れています。

 もちろん、"ご当地もの"の博多祇園山笠の模型(客席1階ロビー)や博多人形作家協会の会員により共同制作された『暫』(客席2階ロビー)も見事。劇場へお越しの際は、ぜひ美術品もご鑑賞ください。

平成 劇場獨案内

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