
【歌舞伎いろは】は歌舞伎の世界、「和」の世界を楽しむ「歌舞伎美人」の連載、読み物コンテンツのページです。「俳優、著名人の言葉」「歌舞伎衣裳、かつらの美」「劇場、小道具、大道具の世界」「問題に挑戦」など、さまざまな分野の読み物が掲載されています。
こころを映す 歌舞伎の舞台
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大理石で設えた格調のあるエントランスロビー。観客を出迎えてくれる名画(写真中央)はフランス人画家ベルナール・ビュッフェによる「暫」。 |
①広々とした2階メインロビー。②③壁には中島千波による四季折々の花鳥風月の世界を描いた絵画が展示されている。 |
幕間は白い大理石が基調の明るい空間で
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幕間のお食事に最適。地下1、2階にある名店街松竹座アイルへの入口。観劇客でなくても利用可能。 |
①2階メインロビーの賑わい。 |
2階女性用トイレのパウダールーム。大理石の床と壁一面の大きな鏡が設置された明るい空間。 |
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今年の「團菊祭」から販売が始まった特製のモナカアイス。厳選された材料が自慢のアイスクリームはとっても美味!幕間にぜひご賞味を。 |
エスカレーターで2階に上がると、そこはメインロビー。周囲の壁には中島千波による四季折々の花鳥風月の世界を描いた絵画が飾られています。足を止めて絵画に見入っている方もよく見かけます。ロビーの売店にはお菓子や歌舞伎グッズなどのお土産品や、お弁当に飲み物などがところ狭しと並び、幕間には多くのお客様で賑わっています。
メインロビーのある2階の女性化粧室には、大理石に囲まれた明るく清潔感あるパウダールームがあり、花柄の陶器の石鹸ボトルがオシャレ。広々とした空間で大きな鏡も設置されています。
お食事は地下の松竹座アイルが便利です。さまざまなお店のバラエティー豊かなメニューが魅力。劇場の入口前に一部のお店のメニューが出されており、観劇前に予約が可能なので、幕間でスムーズに食事をとるなら、事前の予約申し込みがおすすめです。
平成 劇場獨案内
バックナンバー
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大阪松竹座
7月に大歌舞伎が上演される道頓堀の大阪松竹座。大正12年竣工の初代の建物は近代建築史上に残る名建築と言われ、道頓堀のシンボルとして親しまれていました。
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博多座
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Bunkamuraシアターコクーン
今回は、6月の『渋谷・コクーン 歌舞伎第十二弾 盟三五大切(かみかけてさんごたいせつ)』の後、7月から半年、改修のための長期の休業に入るBunkamuraのシアターコクーンを取材しました。
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旧金毘羅大芝居(金丸座)
国の重要文化財に指定された、現存する最古の芝居小屋旧金毘羅大芝居(金丸座)。歌舞伎界の春の風物詩「四国こんぴら歌舞伎大芝居」は4月9日(土)に初日を迎えます。
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京都四條南座
歌舞伎発祥の地といわれる京の、四条河原付近に芝居街が誕生したのは元和年間(1615~1623年)。その元和以来の大変由緒ある劇場、南座の魅力をご紹介します。
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初春を祝い賑わう 浅草公会堂
「新春浅草歌舞伎」が上演される浅草公会堂を取材しました。「新春浅草歌舞伎」はお正月の浅草の風物詩。浅草の人々の心意気に支えられ、育まれ、年を重ねてきました。
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日生劇場
今回は「十二月大歌舞伎」が上演される日生劇場。立地は皇居にほど近く、日比谷通りに面した一等地。著名な建築家である村野藤吾設計の建物は学術的にも貴重なものです。観劇の際にはぜひ劇場にもご注目ください。
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大阪平成中村座
新連載の第1回は2010年10月、11月に大阪城西の丸庭園内に出現した仮設劇場、大阪平成中村座を取材。舞台後方を上演中に開けて大阪城や庭園の緑を借景とする演出が大きな話題を呼んでいます。