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吉例顔見世大歌舞伎

歌舞伎座新開場十周年

吉例顔見世大歌舞伎

当公演は終了いたしました。

2023年11月2日(木)~25日(土)

昼の部 午前11時~
夜の部 午後4時30分~
【休演】10日(金)、20日(月)

劇場:歌舞伎座

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料金(税込)

  • 1等席18,000円
  • 2等席14,000円
  • 3階A席6,000円
  • 3階B席4,000円
  • 1階桟敷席20,000円

※1階桟敷席でのお茶のサービスはございません

※幕見席の購入方法についてはこちら
※幕見席の料金およびオンライン販売はこちら

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上演時間

  • 極付印度伝
    マハーバーラタ戦記
    序幕

  • 幕間 35分
  • 極付印度伝
    マハーバーラタ戦記
    二幕目

  • 幕間 20分
  • 極付印度伝
    マハーバーラタ戦記
    大詰

  • 秀山十種の内 松浦の太鼓

  • 幕間 35分
  • 鎌倉三代記

  • 幕間 20分
  • 顔見世季花姿繪

※11月13日時点での予定
※上演時間は変更になる可能性があります

演目と配役

昼の部

青木 豪 脚本


宮城 聰 演出

極付印度伝

  マハーバーラタ戦記(まはーばーらたせんき)
序幕 神々の場所より
大詰 戦場まで

現代の映画、演劇を席巻する
インドエンターテインメントの源流が
歌舞伎座に帰ってくる!
迦楼奈(かるな)/シヴァ神(しん)
太陽神(たいようしん)
仙人久理修那(せんにんくりしゅな)
帝釈天(たいしゃくてん)
百合守良王子(ゆりしゅらおうじ)
風韋摩王子(びーまおうじ)
汲手姫(くんてぃひめ)
阿龍樹雷王子(あるじゅらおうじ)/梵天(ぼんてん)
納倉王子(なくらおうじ)
我斗風鬼写(がとうきちゃ)/ガネーシャ
鶴妖朶王女(づるようだおうじょ)/ラクシュミー
沙羽出葉王子(さはでばおうじ)
森鬼獏(しきんば)
森鬼飛(しきんび)
道不奢早無王子(どうふしゃさなおうじ)
亜照楽多(あでぃらた)
羅陀(らーだー)
多聞天(たもんてん)
大黒天(だいこくてん)
那羅延天(ならえんてん)
菊之助 
彌十郎 
錦之助 
彦三郎 
坂東亀蔵 
萬太郎 
 
 
鷹之資 
丑之助 
芝のぶ 
吉太朗 
菊市郎 
 
 
権十郎 
萬次郎 
荒五郎 
 
菊五郎 
※市川團蔵休演につき、配役変更にて上演いたします

夜の部

一、秀山十種の内 松浦の太鼓(まつうらのたいこ)
両国橋の場
松浦邸の場
同  玄関先の場
松浦鎮信
大高源吾
近習鵜飼左司馬
同 江川文太夫
同 渕部市右衛門
同 里見幾之丞
同 早瀬近吾
門番平内
お縫
宝井其角
仁左衛門



鷹之資
吉之丞
橘太郎
松之助


二、鎌倉三代記(かまくらさんだいき)
絹川村閑居の場
三浦之助義村
時姫
おくる
阿波の局
讃岐の局
富田六郎
母長門
佐々木高綱


高麗蔵
歌女之丞




三、顔見世季花姿繪(かおみせづきはなのすがたえ)

春調娘七種

三社祭


教草吉原雀

〈春調娘七種〉




〈三社祭〉



〈教草吉原雀〉

曽我五郎
静御前
曽我十郎


悪玉
善玉


鳥売りの男実は雀の精
鳥刺し実は鷹狩の侍
鳥売りの女実は雀の精

種之助

染五郎


巳之助
尾上右近


又五郎

孝太郎

みどころ

昼の部

マハーバーラタ戦記(まはーばーらたせんき)
古代インドの神々の世界と人間界が交わり合う壮大な物語

 ここは神々の世界。神々は人間界を見下ろし、争いを繰り返す人間たちを嘆きます。そんななか、人間界に救いの手を差し伸べたのは太陽神(たいようしん)。象の国の幼き汲手(くんてぃ)姫に子を授け、その子、迦楼奈(かるな)を、平和を以って人間界を平定する救世主として君臨させようと試みます。しかし、汲手姫は迦楼奈を出産するも、赤ん坊の迦楼奈をガンジス川へ流してしまいます。そして、太陽神と対立する帝釈天(たいしゃくてん)は、力を以って世界を支配するべきだと、こちらも汲手姫に子を授けます。帝釈天の子の名は阿龍樹雷(あるじゅら)。
 歳月は流れ、亜照楽多(あでぃらた)と羅陀(らーだー)夫婦に育てられた迦楼奈は天性の弓の才能を秘めた青年へと成長を遂げます。ある日、迦楼奈は太陽神から、迦楼奈こそが人間界の救世主であるとお告げを受けます。自らの宿命を悟った迦楼奈は、弓の修業のために家を出る決断をし、旅立つのでした。
 都では、王族として育てられた百合守良(ゆりしゅら)、風韋摩(びーま)、阿龍樹雷ら五人の王子と、従兄弟にあたる鶴妖朶(づるようだ)王女の姉弟による王位継承争いが勃発。仙人久理修那(くりしゅな)の助言により、王位にふさわしい者が誰かを競う武芸大会が開かれることとなります。都へやってきた迦楼奈もその武芸大会に出場し阿龍樹雷王子と相対しますが、その様子を見た汲手姫は、自らがガンジス川に捨てた幼子が迦楼奈だと気づき…。
 激化の一途を辿る王位継承争いに巻き込まれながらも、自らの使命を全うすべく葛藤する迦楼奈。来たる決戦のとき――同じ母をもつ兄弟でありながら、それぞれの使命を背負い人間界に生を受けた迦楼奈と阿龍樹雷はついに雌雄を決する戦いへと向かい…。
 「マハー」は「偉大な」の意、「バラタ」は「バラタ族」を表し、「偉大なバラタ族」の物語である古代インドの神話的叙事詩「マハーバーラタ」。平成29(2017)年に『極付印度伝 マハーバーラタ戦記』として歌舞伎座で上演されると、古代インドの壮大な物語と歌舞伎との新たな融合が大きな話題となりました。初演から6年の時を経て、あの熱狂と興奮が再び歌舞伎座に帰ってきます。自らの運命と向き合い、その使命を胸に懸命に生きる者たちの葛藤を描いた、神と人間が織りなす壮大な物語にご期待ください。

夜の部

一、秀山十種の内 松浦の太鼓(まつうらのたいこ)
四十七士の活躍を見守るもう一つの忠臣蔵

 赤穂藩主の浅野内匠頭が江戸城中で吉良上野介に刃傷に及び切腹、お家が断絶となってから1年が経った師走。俳人の宝井其角は、両国橋で笹売りに身をやつした赤穂浪士の大高源吾に再会します。其角の俳諧の弟子でもある源吾は、其角の句に続けて「明日待たるゝその宝船」と句を残し去っていきます。翌日、句会が催されている大名・松浦鎮信の屋敷。赤穂浪士が1年経っても未だ仇討ちをしないことに業を煮やす松浦侯に、其角が源吾の残した句を伝えると、松浦侯はその真意を察し…。
 「秀山十種」の一つに数えられ、討入りを心待ちにする松浦侯の風格や愛嬌が生き生きと描かれた名作。赤穂浪士の吉良邸討入り前日から当日を描いた、もう一つの忠臣蔵の物語をご覧いただきます。

二、鎌倉三代記(かまくらさんだいき)
歌舞伎らしい趣向に富んだ義太夫狂言の名作

 北條時政と源頼家との戦の最中。劣勢を余儀なくされた源頼家に仕える三浦之助は、病床の母長門のもとへ、別れを告げに現れます。出迎えたのは、敵方時政の娘ながら三浦之助の許嫁・時姫。長門は気丈に息子との対面を拒み、時姫は三浦之助を恋い慕う心を打ち明けますが、三浦之助は時姫に心を許しません。そこへ、百姓の藤三郎が時政の命で、時姫を呼び戻そうとやってきます。時姫に言い寄るも、逆に斬りつけられて井戸へと逃げ込む藤三郎。しかし、藤三郎の正体は三浦之助と共謀する佐々木高綱で…。
 爽やかさと哀愁が漂う若武者・三浦之助、“三姫”と呼ばれる大役の一つである時姫、知略に優れた武将・佐々木高綱ら歌舞伎らしい登場人物が活躍する時代物の傑作をお楽しみください。

三、顔見世季花姿繪(かおみせづきはなのすがたえ)
顔見世を彩る華やかな舞踊3題

〈春調娘七種〉
 梅の花が咲く早春。十郎と五郎の兄弟が父の敵・工藤祐経の館に現れます。勇み立つ二人をいさめる静御前。やがて三人は春の七種を打つ様子を踊って見せ…。
〈三社祭〉
 宮戸川(隅田川)のほとりでは、二人の漁師が網を打っています。三社様ゆかりの観音像の縁起などを踊って見せたかと思うと、悪玉と善玉が二人に取りつき…。
〈教草吉原雀〉
 江戸の吉原仲之町。鳥売りの夫婦は生き物を放つ放生会の由来や廓の間夫と女郎の様子を踊って見せます。そこへ来た鳥刺しは鳥売り夫婦の様子を怪しみ…。
 多彩な舞踊3題で顔見世の華やかな雰囲気をご堪能いただきます。

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