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菊之助、丑之助が駐日インド大使を表敬訪問

菊之助、丑之助が駐日インド大使を表敬訪問

 左より、尾上菊之助、尾上丑之助、シビ・ジョージ駐日インド大使

 2023年11月2日(木)に初日を迎える歌舞伎座「吉例顔見世大歌舞伎」昼の部『極付印度伝 マハーバーラタ戦記』に向けて、インド大使館に、尾上菊之助と尾上丑之助がシビ・ジョージ駐日インド大使を表敬訪問しました。

 このたび『マハーバーラタ戦記』の公演報告のため、東京都千代田区にあるインド大使館を訪れた菊之助と丑之助。平成29(2017)年10月に初演して以来、6年ぶりとなる再演の報告と、二人が演じる役柄について説明しました。菊之助は、前回に引き続き主人公・迦楼奈(かるな)とシヴァ神、今回が初出演となる菊之助の長男・丑之助は、我斗風鬼写(がとうきちゃ)、ガネーシャのそれぞれ2役を勤めます。

 

 先日行われた取材会で、初演時にインド大使館を表敬訪問したことや、昨年日印国交樹立70周年を迎えたことに触れながら、「今回もぜひ、インド大使館に伺いたいと思っております」と語っていた菊之助。念願かなっての訪問となり、「日本とインドの文化が密接に交流して両国の友好を深める一助として、 『マハーバーラタ戦記』を勤めさせていただければと思っております」と、力強く語りました。菊之助が演じるシヴァ神について、「シヴァはインドからきていて、日本では大黒天であることからも、日印のつながりを感じます」と、大使が共感を表すひと幕も。「公演を楽しみにしております」との大使の言葉に、菊之助も自然と笑顔がこぼれました。再演によりいっそう磨きがかかる『マハーバーラタ戦記』に、期待が高まります。

 歌舞伎座「吉例顔見世大歌舞伎」は11月2日(木)から25日(土)までの公演。チケットは、チケットWeb松竹チケットホン松竹で販売中です。

2023/10/28