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三月大歌舞伎

三月大歌舞伎

当公演は終了いたしました。

2022年3月3日(木)~28日(月)

第一部 午前11時~
第二部 午後2時40分~
第三部 午後6時30分~
※開場は開演の40分前を予定
【休演】10日(木)、22日(火)

劇場:歌舞伎座

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料金(税込)

  • 1等席16,000円
  • 2等席12,000円
  • 3階A席5,500円
  • 3階B席3,500円
  • 1階桟敷席17,000円

※客席は全エリアにおいて、間隔を空けた2席並びを原則とする配置で販売いたします
※1階桟敷席でのお茶のサービスはございません。また、お座席でのお食事はお控えくださいませ
※4階幕見席の販売はございません

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上演時間

  • 三代猿之助四十八撰の内
    新・三国志
    関羽篇
    第一幕

  • 幕間 30分
  • 三代猿之助四十八撰の内
    新・三国志
    関羽篇
    第二幕

  • 天衣紛上野初花
    河内山

  • 幕間 20分
  • 芝浜革財布

  • 信州川中島合戦
    輝虎配膳

  • 幕間 30分
  • 増補双級巴
    石川五右衛門

※3月17日時点での予定
※上演時間は変更になる可能性があります

演目と配役

第一部

羅 貫中 作「三国演義」より


横内謙介 脚本・演出


市川猿之助 演出


市川猿翁 スーパーバイザー

三代猿之助四十八撰の内

  新・三国志(しんさんごくし)

関羽篇

市川猿之助宙乗り相勤め申し候

関羽
劉備
香溪
孫権
関平
諸葛孔明
華佗
司馬懿
陸遜
黄忠
曹操
呉国太
張飛
     猿之助
     
     尾上右近
     中村福之助
     
弘太郎改め
     寿
     笑三郎
     
     石橋正次
     浅野和之
     門之助
     

第二部

河竹黙阿弥 作

天衣紛上野初花

一、河内山(こうちやま)

質見世より玄関先まで

河内山宗俊
松江出雲守
宮崎数馬
腰元浪路
番頭伝右衛門
北村大膳
米村伴吾
黒沢要
大橋伊織
和泉屋清兵衛
後家おまき
高木小左衛門
     仁左衛門
     鴈治郎
     高麗蔵
     千之助
     松之助
     吉之丞
     宗之助
     
     坂東亀蔵
     権十郎
     調
     
二、芝浜革財布(しばはまのかわざいふ)
魚屋政五郎
政五郎女房おたつ
左官梅吉
錺屋金太
丁稚長吉
桶屋吉五郎
大家長兵衛
金貸おかね
大工勘太郎

     菊五郎
     
     権十郎
     彦三郎
     寺嶋眞秀
     橘太郎
     荒五郎 ※
     
     左團次
※市川團蔵休演につき、配役変更にて上演いたします

第三部

近松門左衛門 作

一、信州川中島合戦(しんしゅうかわなかじまかっせん)

輝虎配膳

長尾輝虎
お勝
直江山城守
唐衣
越路

     
     雀右衛門
     幸四郎
     孝太郎
     

戸部銀作 補綴

増補双級巴

二、石川五右衛門(いしかわごえもん)

松本幸四郎宙乗りにてつづら抜け相勤め申し候

石川五右衛門
三好長慶
三好国長
左忠太
右平次
佐々木秀経
細川和氏
仁木頼秋
次左衛門
呉羽中納言
此下久吉
     幸四郎
     
     
     廣太郎
     鷹之資
     玉太郎
     
     
     
     
     錦之助

みどころ

第一部

新・三国志(しんさんごくし)
“夢見る力”を信じて――
熱狂の舞台が、待望の歌舞伎座初登場

 乱世を生きる関羽は、張飛、そして気高い志をもつ劉備と運命的な出会いをします。人々が幸せに生きる世を夢見る、劉備の真っ直ぐな眼差しに心打たれ、その“夢見る力”を信じて、三人は咲き誇る桃園で義兄弟の契りを結びます――。
 劉備の理想とする平和な世をつくるため、関羽たちは軍略に長けた若き孔明を軍師として迎えます。孔明は台頭する魏、呉の二つの勢力と拮抗するための第三の国、蜀の建設を進言。ここに、群雄割拠の幕が切って落とされます。宿敵、曹操を打ち倒すため、赤壁の地で戦いの火蓋が切られ…。
 平成11(1999)年、三代目市川猿之助(現 猿翁)により創出された、スーパー歌舞伎『新・三国志』。羅貫中の傑作長編小説「三国演義」に想を得て横内謙介が筆を執り、1800年前の中国を舞台に、高潔で純粋な魂をもつ勇士たちの姿を壮大なスケールのもとに描き出しました。圧倒的な迫力とスペクタクルに富む演出で多くの人々を魅了し、スーパー歌舞伎シリーズ屈指の人気作に。熱狂の初演から23年――新たな演出・構想のもと、歌舞伎座に初登場します。当月は劉備、張飛と義兄弟の契りを結び、義に生きた英雄、関羽に焦点を当てた「関羽篇」として上演。魂が共鳴し合い、互いを信じる英雄たちの、“夢見る力”が歌舞伎座でよみがえります。

第二部

一、河内山(こうちやま)
大胆不敵な河内山、痛快なひと幕

 悪だくみに長けた、河内山宗俊。質屋上州屋の娘が、奉公する松江出雲守の機嫌を害して屋敷に幽閉されていることを見世先で聞きつけると、金目当てにその奪還を請け負います。河内山は大胆不敵にも、上野寛永寺の使僧になりすまして松江邸に赴きますが…。
 悪党ながらも、弱きを助け強きをくじく、どこか憎めない河内山。色気や愛嬌を兼ね備え、その正体が露見しても「馬鹿め!」と言い放つ痛快さは見応え十分。河竹黙阿弥の七五調のせりふも耳に心地好い、江戸風情あふれるひと幕をお楽しみください。

二、芝浜革財布(しばはまのかわざいふ)
夫を思う妻の嘘、心温まる物語

 ある朝、大酒飲みで怠け癖のある魚屋の政五郎は、芝浜海岸で大金入りの革財布を拾います。しめたとばかりに仲間を集めて酒盛りを始めたものの、酔い潰れて寝てしまいます。さあ、目を覚ますと事態は一変。女房おたつに夢を見ていたのだと諭された政五郎は禁酒を誓うと、一念発起して仕事に励みますが…。
 三遊亭円朝が生んだ落語「芝浜」は現在でも人気を誇る人情噺です。江戸っ子気質の政五郎としっかり者の女房おたつの姿を通して、庶民の暮らしの哀歓や夫婦の情愛を描き出し、歌舞伎の世話狂言としても愛されています。笑いのなかにほろりとした情が描かれる名作をご堪能いただきます。

第三部

一、信州川中島合戦(しんしゅうかわなかじまかっせん)
緊迫感あふれる、戦国武将の思惑

 時は戦国時代。越後の大名長尾輝虎(後の上杉謙信)は、敵対する武田信玄の軍師山本勘助を味方につけようと画策します。家老の直江山城守の妻唐衣が勘助の妹であることを利用し、勘助の母越路と妻お勝を館に呼び寄せると…。
 史上名高い上杉謙信と武田信玄の合戦。壮麗な戦国武将の館を舞台に、近松門左衛門がドラマチックに描いた場面は、自ら配膳を運ぶ輝虎はじめ、多彩な登場人物が緊迫感あふれるやり取りを繰り広げます。時代物らしい絢爛とした舞台をご堪能ください。

二、石川五右衛門(いしかわごえもん)
天下の大盗賊が活躍、奇想天外な物語

 天下の大盗賊、石川五右衛門は、将軍の証である御正印を盗むため、勅使に化けて足利邸に乗り込むと、饗応役として現れた此下久吉と遭遇します。実は二人は、かつて同じ盗賊仲間であった幼馴染み。久しぶりの再会を懐かしむ二人ですが…。
 豊臣秀吉の治世に天下を揺るがした実在の盗賊をモデルにさまざまな脚色がなされ、江戸庶民のヒーローとなった石川五右衛門。本作は先行作からの名場面や人気のせりふを再構成した、まさに集大成といえる作品です。歌舞伎ならではの仕掛けで魅せる「つづら抜け」の宙乗りや、久吉(秀吉)との関係など、ロマンあふれる奇想天外な物語にご期待ください。

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