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歌舞伎や映画などの資料を守る「松竹大谷図書館」が運営支援者募集
歌舞伎をはじめ、文楽、新派、新劇、商業演劇といった演劇や、日本舞踊、映画、テレビの台本、文献、プログラム、ポスターなどの資料を収蔵する、演劇と映画の専門図書館「松竹大谷図書館」が、運営資金をまかなうために、日本の芸術文化の資料保護に賛同する支援者を募集します。
支援金の募集期間は、9月3日(月)~10月23日(火)の50日間。インターネット上で不特定多数の支援者から資金収集を行うクラウドファンディング「READYFOR?」を通じて行われます。
昭和33年の開館時には約2万点であった「松竹大谷図書館」の収蔵資料数は、企業や個人、俳優など活動の賛同者からの寄贈もあり、現在では約43万点にのぼります。約300年前の浄瑠璃正本や、阿国歌舞伎の様子を伝える「かふきのそうし」(非公開)をはじめ、貴重な資料も少なくありません。
「歌舞伎や『寅さん』、大切な日本の文化の宝箱を守る。」と題した、今回の支援金募集プロジェクトの目標金額は200万円。期間中に目標金額に達した場合のみプロジェクト成立となる仕組みで、支援額は一口3,000円、5,000円、10,000円、30,000円、50,000円の5段階。支援額に応じてポストカードや、所蔵台本のカバーに名前を載せる権利などのリターンが用意されています。
10月23日プロジェクトが成立しました。たくさんのご支援ありがとうございました。
詳しくは、 「READYFOR?」プロジェクトサイトをご覧ください。
■問い合わせ
公益財団法人松竹大谷図書館
東京都中央区築地1-13-1 ADK松竹スクエア3階
03-5550-1694
開館時間:平日10:00~17:00
休館日:土曜日、日曜日、祝祭日、毎月最終木曜日
2012/09/03