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松竹大谷図書館、歌舞伎ブロマイドをデジタルアーカイブで公開
2023年10月17日(火)、公益財団法人松竹大谷図書館が所蔵する明治期より戦前までの歌舞伎座ブロマイドを、Web上で閲覧できるデジタルアーカイブが公開されました。
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歌舞伎や演劇、映画の資料を多く所蔵する松竹大谷図書館では、令和元(2020)年度のクラウドファンディングで、歌舞伎ブロマイド12,000点のデジタル撮影と保存のための資金調達プロジェクトを実施しました。このたび、松竹大谷図書館公式サイト内のデジタルアーカイブ「演劇写真検索閲覧システム」で、その一部である約5,500点の歌舞伎ブロマイドが公開されました。

▲ 詳細情報画面(『鎌倉三代記』初世中村吉右衛門)
「演劇写真検索閲覧システム」では、明治期より戦前までの歌舞伎の舞台写真や、往年の名優の扮装写真を、演目名や俳優名などから検索することができます。検索結果のサムネイル画像をクリックすると詳細情報表示画面が開き、演目名や役名、俳優名など詳細情報が表示され、画像も拡大して見ることができます。

▲ 『女暫』五世中村歌右衛門

▲ 『雪暮夜入谷畦道』十五世市村羽左衛門
当時の歌舞伎の舞台や名優たちの姿が記録されている歌舞伎ブロマイド。デジタルアーカイブ化された貴重な資料をぜひ、ご活用ください。また、松竹大谷図書館では2023年10月25日(水)まで、大阪松竹座の歴史的な資料を未来へと遺すためのクラウドファンディングプロジェクトを行っています。詳細は、「【第12弾】
■お問い合わせ
公益財団法人松竹大谷図書館 03-5550-1694(平日10:00~17:00)
2023/10/17