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獅童が春の火災予防運動の「一日消防署長」に

獅童が春の火災予防運動の「一日消防署長」に

 左より、東京消防庁マスコットのキュータ、中村獅童、齋藤祐治麹町消防署長

 

 2月29日(月)、国立劇場で、中村獅童が麹町消防署一日消防署長を務め、消防演習の指揮を執りました。

 3月1日(火)から7日(月)に行われる春の火災予防運動を前に、3月の国立劇場新派公演で『寺田屋お登勢』の坂本龍馬を演じる獅童が、一日消防署長として消防演習に参加しました。初めに、麹町消防署から一日消防署長の委嘱状を交付された獅童は、制服姿でびしっと敬礼してその任に就きました。

 

獅童が春の火災予防運動の「一日消防署長」に 消火演習は、公演中に1階喫茶の厨房から出火したという想定でスタート。自衛消防隊の訓練に続き、前庭にはしご車や放水車が並ぶなか、消防演習が行われます。指揮統制車に乗り込んだ獅童は、建物屋上に取り残された職員を、はしご隊や特別救助隊が速やかに救出するのを確認したのち、車上から放水演習の指揮を執ります。指揮棒を高く掲げた獅童が、「一斉放水、始め!」と号令をかけると、サイレンとともに一斉に消防車から放水が始まりました。

 

 演習を終えた獅童は、「制服に身を包むと、身が引き締まる思い」と語り、春の火災予防運動の告知と火の用心をアピール。また、この3月で東日本大震災から5年経つことに触れ、「心の備え、人と人とのつながりや、助け合いの大切さをあらためて見直して」と呼びかけました。

 

 麹町消防団から感謝状と花束、そして記念品の「特製法被」を受け取った獅童、3月3日(木)から始まる新派公演に向け「一日一日、心を込めて勤めます」と意義込みました。

 

獅童が春の火災予防運動の「一日消防署長」に 

2016/03/01