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《月イチ歌舞伎》2019、上映ラインナップ発表
2019年4月~2020年2月、シネマ歌舞伎の《月イチ歌舞伎》2019の上映ラインナップが決まり、新作4本を含む11本の上映作品が発表されました。
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今年4月から始まる《月イチ歌舞伎》2019に並んだ新作は、すでに発表されている『野田版 桜の森の満開の下』を含めて全4作品。特別篇『幽玄』は、玉三郎と太鼓芸能集団鼓童が能の「羽衣」「道成寺」「石橋」を元につくり上げた新しい作品。今回は平成29(2017)年9月博多座で上演された公演を、シネマ歌舞伎ならではの作品としてご覧いただきます。
『女殺油地獄』は昨年7月の大阪松竹座、高麗屋三代襲名披露公演で上演された幸四郎の与兵衛、猿之助のお吉の舞台を、松竹撮影所の監督、スタッフによる洗練されたカット割りで描き出すシネマ歌舞伎で、たっぷりお楽しみいただこうという作品。そして、『廓文章 吉田屋』は仁左衛門の伊左衛門、玉三郎の夕霧という目に焼き付けておきたい名コンビの舞台。こちらは、平成21(2009)年4月歌舞伎座の公演が収録されています。
さらに今回は、玉三郎自身が監修したサウンドリマスター版の『鷺娘』を含む『鷺娘/日高川入相花王』を、準新作として公開。平成17(2005)年の舞台が、技術の進歩によりまた新たな感動を呼び起こします。そのほかにも、多彩な5本を加えた10本のラインナップに加え、来年2月には、シネマ歌舞伎27作品からお客様が選んだ1本を上映する「リクエスト上映企画」も発表されました。投票は4月5日(金)スタート、詳細はあらためてお知らせします。
好評の《月イチ歌舞伎》スタンプラリーももちろん開催、5作品以上のご鑑賞でご応募でき、全11作品をご覧になったお客様には、和紙舗 榛原(はいばら)×シネマ歌舞伎特製の「蛇腹便箋レターセット」がプレゼントされます。ぜひ、今年も歌舞伎をお近くのスクリーンでお楽しみください。
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シネマ歌舞伎
《月イチ歌舞伎》2019 上映ラインナップ
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【4月5日(金)~4月25日(木)】
新作『野田版 桜の森の満開の下』(のだばん さくらのもりのまんかいのした)
【5月17日(金)~5月23日(木)】
『スーパー歌舞伎II ワンピース』(すーぱーかぶきせかんど わんぴーす)
【6月21日(金)~7月4日(木)】
準新作『鷺娘/日高川入相花王』(さぎむすめ/ひだかがわいりあいざくら)
〈二本立て〉
【7月5日(金)~7月11日(木)】
『天守物語』(てんしゅものがたり)
【8月23日(金)~8月29日(木)】
グランドシネマ『日本橋』(にほんばし)
※本作は坂東玉三郎特別公演として上演された舞台です。
【9月27日(金)~10月17日(木)】
新作 特別篇『幽玄』(ゆうげん)
※本作は坂東玉三郎×鼓童特別公演として上演された舞台です。
【10月18日(金)~10月24日(木)】
『スーパー歌舞伎 ヤマトタケル』(すーぱーかぶき やまとたける)
【11月8日(金)~11月28日(木)】
新作『女殺油地獄』(おんなごろしあぶらのじごく)
【12月6日(金)~12月12日(木)】
『人情噺文七元結』(にんじょうばなしぶんしちもっとい)
【2020年1月3日(金)~1月23日(木)】
新作『廓文章 吉田屋』(くるわぶんしょう よしだや)
【2020年2月7日(金)~2月13日(木)】
[リクエスト作品上映]
■上映館
東劇ほか、全国33館
※詳しくは《月イチ歌舞伎》2019公式サイトをご覧ください。
■料金(税込)
・各作品当日料金
一般:2,100円 学生・小人:1,500円
※『鷺娘/日高川入相花王』は、一般・学生・小人:1,100円
※『ヤマトタケル』は一般:3,100円、学生・小人:2,000円
・特別鑑賞ムビチケカード 3枚セット:5,400円
※オリジナルチケットフォルダ付き。数量限定、なくなり次第終了。
※11作品のうちお好きな3作品が鑑賞可能。
※『鷺娘/日高川入相花王』にもご利用いただけますが、差額分の返金はできません。ご了承ください。
2019年1月12日(土)発売
■発売場所
歌舞伎座、新橋演舞場、大阪松竹座、南座、各上映映画館
※ローソンチケット、イープラス、セブンチケット、チケットぴあでは、ムビチケではない前売券を販売(事前にネット予約はできません)