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海老蔵、勸玄『星合世十三團 成田千本桜』にちなみ桜を植樹
6月16日(日)、千葉県 成田山新勝寺で、市川海老蔵と堀越勸玄が、桜の植樹を行いました。
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7月4日(木)から始まる、歌舞伎座「七月大歌舞伎」の夜の部で『星合世十三團 (ほしあわせじゅうさんだん) 成田千本桜』が上演されることにちなみ、成田屋と深いゆかりがある成田山で、桜の植樹式が行われました。
梅雨の合間のよく晴れた空の下、成田山新勝寺裏の成田山公園に家族そろって登場した海老蔵。奉納法要に参加した後、順番に3本の桜(ソメイヨシノ)の苗木を植樹しました。皆で力を合わせて、苗木の根本にシャベルで土をかけて固め、じょうろで水やりをしていきます。桜がしっかりと立つ様子を見て、思わず三人の笑顔がこぼれました。
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植樹を終えた海老蔵は、夜の部の演目名にかけて、「千本桜を目指したい。成田山が桜の名所になるよう、時間をかけて少しずつ増やしていけたら」と語りました。初日まで残り2週間となった7月公演に向けて、「せがれの稽古をずっとやっていると、自分のことが後回しになってしまいますが、自分がやるべきことも多い。夜の部の13役、さらに昼の部の演目もあり、せりふの量も多いので、台本を読んでいるうちに眠くならないよう走っている」と、稽古の様子を垣間見せながらも、「13役できるのは稀なことなので、(お客様に)そういう機会に立ち会っていただけることがありがたい。観てくださる方への責任がある」と、気合を込めました。
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歌舞伎座「七月大歌舞伎」は、7月4日(木)から28日(日)までの公演。チケットは、チケットWeb松竹、チケットホン松竹で販売中です。
2019/06/17