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「GOEMON抄」大阪松竹座で初日開幕

 10月15日(木)、大阪松竹座で「GOEMON抄」が初日の幕を開けました。

 新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から全公演中止となった大阪松竹座「十月花形歌舞伎」『GOEMON 石川五右衛門』に代わり、4日間限定で行われるスペシャルな公演「GOEMON抄」。フラメンコあり、立廻りあり、出演者によるスペシャルトークありと、“和と洋のコラボレーション”が魅力の『GOEMON 石川五右衛門』の世界観が凝縮された舞台の開幕に、注目が集まります。

 

 冒頭、今井翼演じる神父カルデロンのフラメンコで幕があがると、続く「口上」で種之助が『GOEMON 石川五右衛門』のあらすじを紹介。歌舞伎でおなじみの『鞘当』が盛り込まれた場面では、愛之助演じる石川五右衛門、吉弥演じる名古屋山三の争いを、壱太郎演じる出雲の阿国が止め、鴈治郎演じる豊臣秀吉が共通の敵であることが明らかになります。五右衛門による立廻りへと物語が展開し、最後には五右衛門、カルデロン、阿国の三人による情熱的なフラメンコが披露され、客席から大きな拍手があがりました。

 

 ショー終了後のスペシャルトークでは、出演者が本作の魅力や思い出を語るとともに、お客様からの質問に答えます。出演者への質問は、Twitterで事前募集していますので、どうぞふるって応募ください。

 

 また、イープラス有料視聴チケット制のライブ・ストリーミング・サービス「Streaming+(ストリーミングプラス)」では、17日(土)18時公演が生配信されます。詳細はこちらをご確認のうえ、ぜひご自宅でも、「GOEMON抄」をお楽しみください。

 大阪松竹座「GOEMON抄」は、18日(日)までの公演。チケットは、チケットWeb松竹チケットホン松竹で販売中です。

2020/10/16