ニュース
幸四郎、染五郎が「松本幸四郎家 高麗屋展」オープニングイベントに登場

2023年3月23日(木)より日本橋髙島屋S.C.本館8階ホールで「松本幸四郎家 高麗屋展」が始まり、オープニングイベントに松本幸四郎、市川染五郎が登壇しました。
▼
日本橋髙島屋開店90年記念のイメージキャラクターをつとめている、松本⽩鸚、幸四郎、染五郎の三人。その特別企画として、高麗屋の歌舞伎の魅力が詰まった展覧会が4月3日(月)まで開催されています。
開催に向け半年前から何度も打ち合わせを重ね、前日には自身も展示作業を行った幸四郎は、「高麗屋の歴史を紹介すると同時に、現役で新たな歴史をつくっている我々三人がいること、これから紡いでいく、つないでいく未来も感じてもらえる展覧会になっているはず。いろんな角度から楽しんでもらいたい」と、終始にこやかに語りました。

▲ 幸四郎、染五郎がポーズの監修をした『寺子屋』、『熊谷陣屋』、『信康』の扮装展示は、360度からじっくりと鑑賞できる
エントランスでは等身大のバナー10点がお出迎え。計7つの役の扮装展示、初代幸四郎からの歴史を振り返る年表、絵画や愛用品で舞台上以外の姿を知ることができる展示をはじめ、映像や写真を数多く配した盛りだくさんの内容です。なかでも、染五郎が今回のために横幅約5メートルの特大キャンバスに描いた「弁慶」の原画と、初めて弁慶に扮したスチール写真が掲げられた特別展示エリアは必見。高麗屋四代にわたって演じられている弁慶への熱い思いが感じられるコーナーとなっています。
染五郎は、「(弁慶の特別展示エリアは)弁慶という役が皆様に伝わるよう、展示のしかたからライティングまでこだわりました」と明かし、「高麗屋の歴史を通して、歌舞伎のすごさを感じてもらいたいと思っています。実際に使った衣裳などの実物や、ここでしか見ることができないものもあるので、何回も来てもらいたい」と、情熱をもってアピールしました。

▲ 染五郎のこだわりが詰まった「弁慶」の特別展示エリア
会場では、幸四郎本人が展覧会をナビゲートする「音声ガイド」(600円、税込)のほか、オリジナルグッズを販売。会場外の1階ショーウィンドーでは、銅版画家・入江明日香氏と高麗屋三代のコラボレーションアートも展開中です。詳細はこちらをご確認のうえ、春麗らかな日をぜひ日本橋でお過ごしください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「松本幸四郎家 高麗屋展」
オリジナルグッズ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━

▲ オリジナルグッズ。左より、公式パンフレット、クリアファイル、チケットファイル
・公式パンフレット 1,300円
・ポストカード 200円
・クリアファイル 500円
・チケットファイル 500円
・和三盆 900円
※すべて税込