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松竹大谷図書館、所蔵資料展示「大阪松竹座開場 100周年」開催のお知らせ
2023年4月28日(金)~6月28日(水)、公益財団法人松竹大谷図書館で、第97回所蔵資料展示「大阪松竹座開場 100周年」が開催されています。
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演劇、映画に関連する貴重な資料を所蔵する専門図書館である松竹大谷図書館。所蔵資料を広く知っていただこうと、館内閲覧室のスペースを使用し、年に6回、2カ月ごとに、さまざまなテーマで所蔵資料を用いたミニ展示を催しています。
今年5月に開場100周年を迎える大阪松竹座。大正12(1923)年、江戸時代より芝居町として栄えた道頓堀の地に、松竹の創業者の一人である白井松次郎の発案により誕生しました。関西初の洋式劇場、そして映画上映と松竹楽劇部(後のOSK日本歌劇団)のレビュー、演劇や舞踊の公演などを中心とした興行は、当時画期的なものでした。その後、戦後にかけては映画上映専門となり、大阪を代表する映画館として洋画を中心に、多くの名作、話題作を上映しています。
平成9(1997)年には、“道頓堀の凱旋門”と呼ばれた正面ファザードの正面大玄関を保存のうえ新築され、演劇の劇場として生まれ変わりました。現在も、歌舞伎をはじめ、OSK日本歌劇団、松竹新喜劇、商業演劇など多彩な公演が催され、演劇ファンを楽しませています。今回の展示では所蔵資料のなかから、大正時代をはじめとした戦前の資料を中心に、大阪松竹座の100年の歴史を振り返ります。
夏恒例の「七月大歌舞伎」をはじめ、さまざまな公演を上演してきた大阪松竹座の歩みを、より深くお楽しみいただけるこの機会をどうぞお見逃しなく。詳細は下記をご確認ください。
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第97回所蔵資料展示
「大阪松竹座開場 100周年」
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■開催期間
2023年4月28日(金)~6月28日(水)
平日10:00~17:00
※土日祝、毎月最終木曜日は休館
■場所
東京都中央区築地1-13-1 銀座松竹スクエア3階
■入館料
無料
※現在、所蔵資料のご利用は前日までの予約制ですが、展示はご予約なしでご覧いただけます
■お問い合わせ
公益財団法人松竹大谷図書館 03-5550-1694(平日10:00~17:00)