2024年6月2日（日）から開幕する博多座「六月博多座大歌舞伎」夜の部『東海道四谷怪談』の特別ポスターが公開されました。

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　『仮名手本忠臣蔵』の世界を背景に、人間の業を赤裸々に描いた四世鶴屋南北の大傑作『東海道四谷怪談』。博多座で本演目が上演されるのは実に22年ぶりとなり、尾上右近がお岩を、尾上松也が民谷伊右衛門をともに初役で演じます。

　このたび公演に先駆け、撮り下ろされた特別ポスターには、赤ん坊を抱え不安げな表情で見上げるお岩と、そんなお岩に寄り添うことなく視線も合わない伊右衛門の姿が。作品での二人の関係性が写し出された、印象的な1枚となりました。スチール撮影後、右近は「想像をふくらませて撮ったカットもあり、いろいろな方向性が探れて、この二人で、この時代ではないと表現できないアプローチにこだわりました」と話し、松也も「この二人だからこそという空気感を出して、演目を観たことがある方でもワクワクしてもらえるビジュアルになったと思います」と、コメントしました。二人が見せる渾身の舞台に、どうぞご期待ください。

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　博多座「六月博多座大歌舞伎」は6月2日（日）から17日（月）までの公演。チケットは、博多座オンラインチケット、電話予約センター、劇場窓口ほかで販売中です。