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鷹之資、「MEET KABUKI -The Art of “Onnagata” Europe Tour 2026-」に向けて
2026年4月、フランス・パリ、イタリア・ローマ、ドイツ・ケルンで開催される「MEET KABUKI -The Art of “Onnagata” Europe Tour 2026-」に出演の中村鷹之資が、公演に向けての思いを語りました。
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歌舞伎の“美”が生まれる瞬間を欧州へ
今回の公演は、パリ、ローマ、ケルンの3都市にある国際交流基金日本文化会館で開催。女方の化粧や衣裳の着付けを舞台上で実演する「女方ができるまで」に続き『藤娘』を披露します。「昨今、国内外で歌舞伎が注目されるなか、日本の伝統文化を世界に広める公演に出演できることが本当にありがたいです」と、語る鷹之資。「初めてご覧になる方の歌舞伎の印象が決まる瞬間にもなりますので、大きな責任ある機会をいただいたと感じています」と、覚悟を滲ませます。
「女方ができるまで」の趣向について「歌舞伎俳優にとって鏡台に向き合い、自分自身で顔(化粧)をする時間は、役になりきる大切な時間です。具体的な過程はもちろん、空気の変化や独特の魅力をお伝えしたい」と、その狙いを明かしました。「どちらかというと私は立役を多く演じていますが、女方は歌舞伎を語る上で欠かせない大きな特徴のひとつ。男性が女性を演じる文化がここまで確立した芸能は、世界的にも希少ですので、お客様には歌舞伎ならではの香りを感じていただきたいです」。
世界へつなげる伝統芸能
3カ国で披露する『藤娘』については、「女方の、そして日本舞踊、歌舞伎舞踊の基礎が詰まっている作品です。とにかく基本に忠実に、歌舞伎の華やかさや美しさがストレートにお客様に伝わるように勤めたい」と、気を引き締めます。「今回は潮来出島で踊ります。(潮来出島~の部分で)一気にぐっと締まって、曲調も変わりますので、女方のしっとりとした美しさと余韻を感じていただけるように。ご宗家(藤間勘十郎)が通常と趣向を変えてつけてくださった振付もありますので、この公演ならではの演出でお見せできればと思っています」と、構想を明かしました。
今回が初めての海外公演への出演となる鷹之資。「かつて海外で多くの舞台に立っていた父(五世中村富十郎)から、その思い出話を子守唄代わりに聞いて育ち、海外公演にずっと憧れていました。この巡業も父がいたら、喜んでついてきたでしょう」と、笑顔を見せます。「国内でも、上演する都市によって舞台の雰囲気は大きく変わりますので、言葉も、文化も違う土地でいただける反応が楽しみです。伝統芸能である歌舞伎をどうやって若い世代へ繋げていくか考えたとき、世界の方々にもその魅力を届けることは、ひとつの大きな役割であると思っています」と、意気込みました。
パリ公演では『石橋』も上演予定です。「パリでは『藤娘』の後にガラッと変わって、女方とはまた違う、立役の華やかさもお見せしたいと思います。父から生前に唯一、直接稽古をつけてもらったのがこの『石橋』の毛振りでした。父が実際に振って見せてくれた光景を今でも鮮明に覚えていて、常に意識して演じています。獅子の精のダイナミックな動きや、隈取などの歌舞伎らしさを楽しんでいただけるよう勤めたいです」と語る様子から、公演への期待がふくらみます。
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MEET KABUKI -The Art of "Onnagata" Europe Tour 2026-
「女方ができるまで」欧州公演2026
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■出演
中村鷹之資
後見・解説:上村折乃助
■演目
一、女方ができるまで
二、藤娘(ふじむすめ)
三、石橋(しゃっきょう)※パリ公演のみ
■日程・場所・チケット
【パリ公演】
2026年4月9日(木)、10日(金)
料金:一般 20€ / 割引 18€ / 会員 16€(税込)
3月3日(火)発売予定
【ローマ公演】
2026年4月16日(木)、17日(金)
3月上旬受付開始予定
【ケルン公演】
2026年4月22日(水)、23日(木)
3月1日(日) 0:00(現地時間) /8:00(日本時間)受付開始
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