歌舞伎いろは

【歌舞伎いろは】は歌舞伎の世界、「和」の世界を楽しむ「歌舞伎美人」の連載、読み物コンテンツのページです。「俳優、著名人の言葉」「歌舞伎衣裳、かつらの美」「劇場、小道具、大道具の世界」「問題に挑戦」など、さまざまな分野の読み物が掲載されています。



娯遊:歌舞伎ダーツクラブで競っています

梅枝さんのゴルフウエア。神経質にならず、楽しむことを優先するスタイルでプレーされているそうだ。これまでの自己最高のスコアは80とか。かなりの腕前!

梅枝さんのマイダーツ。キャラクターが描かれた“フライト”がオシャレ。専用機種でプレイするとピンク色のダーツライブカードに成績がデータとして記録され、仲間同士でランキングを競うこともできる。

 歌舞伎に関する大切なものに加え、「これがあるからリフレッシュして歌舞伎の舞台をがんばれる!」というプライベートの品も持参いただきました。


―ゴルフがお好きとのことですが、いつごろから始められたのですか。
高校生のときにクラブ活動ではじめました。最近は、1日丸ごと休める日が少ないのですが、休みがあると学生時代の友人たちとゴルフに出かけたりします。広々としたコースに出ると気分転換になりますね。

―マイダーツもお持ちいただきました。どんな方と楽しまれているのでしょう。
「歌舞伎ダーツクラブ」というものがありまして、勘太郎さんがリーダーのような感じでまとめてくださっています。松也さんや種太郎さん、壱太郎さん、新悟さんなどがメンバーです。

―なんだか楽しそうなクラブですね。みなさんで一緒にダーツをなさるんですか。
いえいえ(笑)。ダーツの成績を記録するカードがあって、グループで登録することができるんです。このカードに対応している機種でダーツをするとデータが書き込まれるので、ばらばらでダーツをやってもみんなで成績を競うことができるんです。

―なるほど、それは燃えますね。他にはどういったところに心惹かれるのでしょう。
ダーツがボードに刺さったときの音がたまらないですね。今は少し熱がおさまっていますが、以前は熱中して一人で行ってやってました(笑)。もともと、いろんなことに興味が湧くタイプではなく、熱しやすく冷めやすいのですが、ゴルフとダーツはわりと続いています。

―ストレス発散にもなりそうですね。
基本的にお芝居がうまくいかなくてストレスが溜まるということはないですね。なにかあっても寝ると忘れてしまう性格なので、引きずることはあまりありません。でももう少し、思い悩む部分もあったほうがいいのかもしれませんね。


ラブちゃん(ビーグル・メス・15歳)
「父(中村時蔵丈)が犬を飼おうと言いはじめてブリーダーの方から譲っていただきました。高齢なのでちょっと調子が悪く、週に1回くらいは病院に連れて行っています」
ランちゃん(ビーグル・メス・2歳)
「(ランは)僕がひと目惚れして飼い始めました。人なつっこい性格で、僕が帰ったら迎えに来てくれます。帰宅したらまず犬とたわむれます(笑)」
気分転換にぴったり
「以前は父とゴルフに行っていましたが、最近は同級生と出かけることが多くなりました。芝居の世界とは違う人たちと会うと、気持ちも切り替わります」
ゴルフのときの運転係は僕です
「車の運転は好きですね。同級生とゴルフに出かけるときは、僕が車を出して運転をしています」
 

芸の眼差し、遊の素顔

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