歌舞伎いろは

【歌舞伎いろは】は歌舞伎の世界、「和」の世界を楽しむ「歌舞伎美人」の連載、読み物コンテンツのページです。「俳優、著名人の言葉」「歌舞伎衣裳、かつらの美」「劇場、小道具、大道具の世界」「問題に挑戦」など、さまざまな分野の読み物が掲載されています。



十和田ホテルの露天風呂からの眺め

旅の食と宿

(上)建築美もみどころの十和田ホテル (左)特性いちごドレッシングが意表をつくカルパッチョ(中央)。10品が並ぶ夕食のメインは牛ロースの陶板焼き、魚料理は2種類から選べる。
十和田ホテル

 康楽館のすぐそばを走る「樹海ライン」を車で30分も走れば十和田湖へ出られる。西湖畔の高台にあるのが老舗の「十和田ホテル」だ。秋田、青森、岩手の三県から宮大工を集め、その技術を競わせたという本館には天然の秋田杉が用いられている。緑豊かな湖畔を見下ろすたたずまいはみごとな風格だ。
 広々とした館内は湖畔のごとき静寂に包まれ、窓からの景色が旅の疲れを癒してくれる。 露天風呂に浸かりながら眺める十和田湖は何よりの贅沢。段差を極力なくし、スロープを設けたバリアフリー構造が、人にやさしい宿である。

住所

 : 

鹿角郡小坂町十和田湖西湖畔

TEL

 : 

0176-75-1122

料金

 : 

12,600円 ~ / 一人(二名一室、一泊二食付)
※別館洋室の場合

HP

 : 

http://www.towada-hotel.com/

 
きりたんぽ専門店 元祖 むらさき

 秋田名物きりたんぽ鍋なら小坂町に隣接する大館市の「むらさき」だ。一本で一人前という大ぶりで肉厚の“たんぽ”はササニシキを使用。一本一本手づくりで、鶏ガラを長時間煮込んだスープが染みても煮くずれず、もちもちした食感は絶品。脂ののった雌だけを用いているという比内地鶏の柔らかくまろやかな風味、きりたんぽ鍋には欠かせないというセリのシャキシャキ感と香りとの相性は抜群。ごぼうなどの野菜や舞茸とともに絶妙のハーモニーを奏でている。

住所

 : 

秋田県大館市幸町12-9

TEL

 : 

0186-42-0741

営業時間

 : 

11:00~14:00(13:45までに入店)
17:00~ 22:00(L.O. 21:00)

定休日

 : 

月曜(休日の場合は翌日休み)

料金

 : 

きりたんぽ鍋(一人前)2,100円

HP

 : 

http://www.tanpo.jp/

手でちぎった“たんぽ”に味がしみるきりたんぽ鍋
 
見た目も美しい前菜と親子丼が楽しめる「極め附」
秋田比内や大館本店

 大館市で味わう比内地鶏を用いたメニューで評判なのが「秋田比内や」の親子丼だ。表面に焼き目を付けたジューシーなもも肉が香ばしい卵とろとろの親子丼は単品でも満足の品。ぜひ試したいのは旬の食材を生かした前菜を数品味わえる「極め附」である。いぶりがっこと呼ばれる秋田名物の薫製の漬け物や地元の名産品が小鉢で並び、お得感と満足感を存分に満たしてくれる。親子丼の盛られた秋田杉の曲わっぱは、匠の技が光る高級品。

住所

 : 

秋田県大館市大町21

TEL

 : 

0186-49-7766

営業時間

 : 

11:00~14:00、17:00~22:00
(第1・3・5日曜は11:00~14:00)

定休日

 : 

不定休

料金

 : 

比内地鶏親子丼(極め附)2,000円

HP

 : 

http://www.akitahinaiya.co.jp/

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