歌舞伎いろは

【歌舞伎いろは】は歌舞伎の世界、「和」の世界を楽しむ「歌舞伎美人」の連載、読み物コンテンツのページです。「俳優、著名人の言葉」「歌舞伎衣裳、かつらの美」「劇場、小道具、大道具の世界」「問題に挑戦」など、さまざまな分野の読み物が掲載されています。



旅の食・宿・見どころ
古き良き時代の香り高い日光金谷ホテルのメインダイニング。


上:日光名物湯波をはじめ、地元の美味しさが数多く味わえる。
下:湯量豊富な露天風呂。部屋に露天風呂がつくプランも。
日光千姫物語

 「訪れるお客様、皆様をお姫様のようにもてなしたい」という気持ちから名づけられたホテル。まずは窓から見える美しい日光の景色にうっとりしてから、単純アルカリ泉の大浴場でゆっくりと手足を伸ばす。食事は地元の野菜や肉を使った、彩りも美しいコース料理。和がメインの献立になっているが、専門のシェフが腕をふるった洋の料理も何品か組み込まれており、コースのアクセントにもなっている。夜は再び風呂に入るもよし、エステでとことんリラックスするもよし、お姫様気分で楽しみ尽くしたい宿だ。

日光千姫物語

住所

 : 

栃木県日光市安川町6-48

TEL

 : 

0288-54-1010

料金

 : 

〔彩り〕19,950円〜
〔雅び〕23,100円〜 / 1名様(2名1室利用の場合・1泊2食付)
露天風呂付和室 4,200増し(1名様あたり)

HP

 : 

http://www.senhime.co.jp

 
 
日光金谷ホテル

 1873年の創業以来、130年以上の歴史を誇る日光金谷ホテルは、日本における西洋式ホテルの草分け的存在。当時の雰囲気を色濃く残すメインダイニングでは、宿泊客以外でも美味しい食事を楽しむことが出来る。ランチの人気メニューである「大正コロケット」は、その名の通り大正時代のレシピを再現したもので、クリームソースの優しい味わいとトロリとした舌触りは絶品中の絶品。コースはもちろん、アラカルトでも食べられる。

日光金谷ホテル メインダイニング

住所

 : 

栃木県日光市上鉢石町1300番地

TEL

 : 

0288-54-0001

営業時間

 : 

ランチ11:30〜15:00(L.O.)/ ディナー 18:00〜20:00(L.O.)

大正コロケット(コースメニュー)3,500円

HP

 : 

http://www.kanayahotel.co.jp

 
初代親方(料理長)のレシピから復刻された「大正コロケット」
 
近年人気の高い日光の湯波をさまざまな味わいで取り入れている。
高井屋

 あのミシュランにも「日光に来たら必ず行け」と紹介されている、日光の名料理店。「季節のものを美味しく食べていただきたいと思っているだけで…」と女将は謙遜するが、皇族や海外のVIPが日光を訪問する際は、こちらで料理を誂えるそうだ。完全予約制だが、敷居の高さを感じさせないのは、気さくな女将の人柄だろう。無口な御亭主が精魂込めて創る料理に言葉はいらない。楽しい会話と美味しい料理、食の楽しみの基本がここにある。

高井家

住所

 : 

栃木県日光市本町4-9

TEL

 : 

0288-53-0043

営業時間

 : 

御昼食・御夕食ともご予約時(完全予約制)

定休日

 : 

不定休(社寺関係の祭礼により休業)

湯波料理・日本料理 昼コース6,930円 / 夜コース8,085円(税・サービス料込)

HP

 : 

http://www.nikko-takaiya.jp

 
湯沢屋

 温泉=饅頭にはもう飽きたという人も、この饅頭には驚くはず。自家製の麹でもち米を醗酵させ、そのしぼり汁で小麦粉を再び醗酵させて作る皮は、ふんわりとやわらかく、しかも弾力がある。上品な甘さの餡ととも頬張れば「酒饅頭とはこんなに美味しいものだったか?!」と、思わずびっくりすること請け合いだ。醗酵だけで3日を要するなど、手間ひまがかかる“本式”の酒饅頭は、今や貴重なものとなっている。ぜひ一度味わっておきたい。

湯沢屋

住所

 : 

栃木県日光市下鉢石町946

TEL

 : 

0288-54-0038

営業時間

 : 

8:00〜18:00  [茶寮] 11:00〜16:00

定休日

 : 

不定休

元祖 日光酒饅頭 6個入り750円〜

HP

 : 

http://www.yuzawaya.jp

 
モチモチした皮と品の良い甘さの餡がたまらない美味しさ。
 

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