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シネマ落語「落語研究会 昭和の名人 四」上映スタート
6月30日(土)より、"スクリーンで観る高座 シネマ落語「落語研究会 昭和の名人 四」が全国公開されます。
歌舞伎ファンにとっての今回の注目は、六代目三遊亭圓生の「猫忠(ねこただ)」。上方の「猫の忠信」の江戸版で、『義経千本桜』「四の切」のパロディーともいえる噺です。さすがは子供義太夫で鳴らした圓生、狐言葉もあざやかに聴かせ、また、凝り性だった演者らしく、後半の猫の変化では六代目菊五郎のしぐさも採り入れているとか。
そして、圓生といえば、歌舞伎座初の落語会を催した落語家としても有名。昭和54(1979)年3月29日の夜に開かれた「圓生独演会」では、「首屋」「怪談乳房榎」に続く中入りで、十七世勘三郎が登場、圓生との対談も行われました。
シネマ落語だからこそ実現した東西名人4人の豪華競演、みどころ、聴きどころ満載の第4弾、ぜひ劇場へお越しください。
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スクリーンで観る高座 シネマ落語
「落語研究会 昭和の名人 四」
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6月30(土)全国公開
六代目 笑福亭松鶴 『高津の富』(昭和45年、モノクロ) 33分
五代目 柳家小さん 『試し酒』 (昭和59年) 29分
六代目 三遊亭圓生 『猫忠』 (昭和52年) 34分
五代目 桂文枝 『猿後家』 (昭和61年) 31分
(出演順)
■上映劇場
東劇(東京)
※全席自由、入れ替えなし、中入り(休憩)あり
※6月30日(土)、7月16日(月・祝)、7月20日(金)限定で'富くじ'開催。詳細は下記の公式ブログをご覧ください
※7月1日(日)13:10の回終映後、山田洋次監督×柳家花緑 特別対談「五代目柳家小さんの思い出」を開催。詳細は下記の公式ブログをご覧ください
なんばパークスシネマ(大阪)
ほか、全国14館で上映
■チケット
特別鑑賞券:1,800円(税込)
当 日 料 金:2,000円(税込)
※各上映映画館のほか、新橋演舞場、京都四條南座、大阪松竹座、ローソンチケットにて、特別鑑賞券販売中