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【情報追記】歌舞伎俳優、歌舞伎音楽の研修生を募集
2017年1月31日(火)まで、独立行政法人日本芸術文化振興会で、平成29(2017)年4月に開講する歌舞伎俳優研修生、歌舞伎音楽研修生を募集しています。
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日本芸術文化振興会では、来年4月から平成31 (2019)年3月まで2年間の研修を行う、歌舞伎俳優と歌舞伎音楽(竹本・鳴物)の研修生を募集しており、研修見学会の開催も発表されました。
松竹と伝統歌舞伎保存会の協力のもと、歌舞伎俳優は昭和45(1970)年から、歌舞伎音楽の竹本は同50(1975)年、鳴物は同56(1981)年から始まった養成事業ですが、今年の4月現在、歌舞伎俳優は95名、竹本は25名、鳴物は14名の修了生が活躍しています。特に、竹本では研修修了者が全体の9割近くを占め、歌舞伎俳優も3割以上と、歌舞伎の舞台に欠かせない存在となっています。

▲ 「研修生発表会」(平成28年3月『毛抜』)では、研修生が日頃の研修の成果を国立劇場の舞台で披露します
各コース若干名の募集で、受講料は無料。研修中に適性審査が実施され、正式な合格者が決定します。修了後は、幹部俳優や協会幹部の指導の下、歌舞伎の舞台等へ出演することになります。また、「研修生発表会」や、修了生を対象にした勉強会の「稚魚の会」「音の会」など、日頃の研鑽の成果を披露する舞台にも出演の機会があります。
興味のある方はぜひ、下記をご覧のうえ、ご応募ください。
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平成29年4月開講 歌舞伎俳優・歌舞伎音楽研修生
応募案内
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■募集コース
第23期歌舞伎俳優研修生
第23期歌舞伎音楽(竹本)研修生
第16期歌舞伎音楽(鳴物)研修生
■応募資格
各コースとも中学校卒業(見込み含む)以上の男子で、原則として23歳以下。経験不問。
※その他、応募の詳細について、国立劇場養成事業のサイトにある【募集要項】を、必ずご確認いただいたうえでご応募ください。
■応募締切
2017年1月31日(火)締切
■お問い合わせ
独立行政法人日本芸術文化振興会 国立劇場養成課
03-3265-7105(平日10:00~18:00、12月29日~1月3日を除く)

▲ 竹本研修生(太夫、三味線)は今年の「研修生発表会」では義太夫『京鹿子娘道成寺』の道行を披露

▲ 鳴物研修生は長唄『鶴亀』。研修内容には写真の小鼓、大鼓、長唄、三味線のほか、大太鼓、太鼓、笛なども含まれます
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各コースの研修の見学、および研修制度の説明を行います。
■日時
第1回 2016年11月20日(日) 終了しました。
第2回 2016年12月23日(金・祝) 終了しました。
第3回 2017年1月14日(土) 15:30開始
※15:00受付開始、18:30終了予定
※詳細は決まり次第、独立行政法人日本芸術文化振興会「養成事業」のページでお知らせします。
■場所
国立劇場
(東京都千代田区隼町4-1)
■お問い合わせ、お申込み
見学会前日(第1回は前々日)までに、下記まで、電話またはFAXにてお申込みください。
独立行政法人日本芸術文化振興会 国立劇場養成課
電話:03-3265-7105(平日10:00~18:00)
FAX:03-3265-7252
※FAXには、お名前、電話番号、申込み人数をお書きください。