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「永楽館歌舞伎」上演演目公募、結果発表
10月18日(木)から始まる、出石永楽館「第十一回 永楽館歌舞伎」で公募していた上演演目が、『神の鳥(こうのとり)』に決定、発表されました。
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歌舞伎ファンが観たい演目を上演するため、公募で上演演目を決定することになっていた今回の「永楽館歌舞伎」。公募発表から1週間という短い期間でしたが、多数のインターネット、郵送、FAXでの応募により、『神の鳥』に決まりました。
『神の鳥』は「第七回 永楽館歌舞伎」で発表された、ご当地狂言。出石はコウノトリの里として知られ、地元にはコウノトリ公園もあります。作品の舞台は地元の出石神社。引抜きや早替り、立廻りに六方など、歌舞伎の技法が詰まった、楽しい新作舞踊劇です。待望の再演、ぜひ、出石永楽館へ足をお運びください。
片岡愛之助のコメント
このたび、「第十一回永楽館歌舞伎」の演目を、過去10回に上演したなかから公募で募集しましたところ、多数のご応募をいただきまして、誠にありがとうございました。
投票の結果、平成26(2014)年の第7回公演で初演して大好評をいただきました、ご当地狂言の『神の鳥』に決定いたしました。ご当地豊岡にゆかりのコウノトリが活躍するファンタジー作品であるこの演目は、新たなスタートを切る11回目の切狂言にふさわしいと思います。
初めて歌舞伎をご覧いただくお客様にも楽しめる内容になっており、また、初演と配役も若干変わりますので、前回ご覧いただいた方も、ご覧いただいていない方も、お誘いあわせのうえ、ぜひ、秋の永楽館にお運びください。
2018/07/13