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南座「當る亥歳 吉例顔見世興行」襲名披露特別ポスター公開、櫓と大提灯もお目見得
9月25日(火)、京都四條南座「當る亥歳 吉例顔見世興行」の特別ポスターが公開され、南座に櫓(やぐら)が上がりました。
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高麗屋三代の襲名披露で新開場を寿ぐ南座。11月1日(木)の初日が刻々と迫るなか、襲名披露狂言の特別ポスターが、ひと足早く京の街にお目見得しました。昼の部の染五郎改め十代目松本幸四郎、金太郎改め八代目市川染五郎の『連獅子』、幸四郎改め二代目松本白鸚の『御存 鈴ヶ森』、そして夜の部に三代がそろう『勧進帳』、3種類の特別ポスターが南座の新開場を華々しく盛り上げます。
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また、南座の正面には新調された「櫓」が上がり、その両側には白い御幣「梵天(ぼんてん)」も立ちました。八百万(やおよろず)の神と見なした数である800枚の美濃紙を使い、2週間かけてつくられた梵天は、神の依代としての役目も担います。
そして、南座のシンボルともなっている赤い大提灯も新調され、劇場正面玄関の左右に掲げられました。手すきの越前和紙でつくられた大提灯がいつもの位置に収まると、光を放つような輝きを得て四条通によみがえりました。
さらに、新開場までの日にちを表示する「カウントダウン看板」が設置され、新たな南座の幕開きを指折り数えて待つ楽しみができました。お近くへお越しの際はぜひ、南座の新しい顔をひと足早くご覧ください。
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「南座発祥四百年 南座新開場記念 京の年中行事 當る亥歳 吉例顔見世興行 東西合同大歌舞伎」は11月1日(木)から25日(日)までの公演。チケットは、チケットWeb松竹、チケットWeb松竹スマートフォンサイト、チケットホン松竹で、10月15日(月)発売予定です。
2018/09/25