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浪漫活劇『るろうに剣心』が新橋演舞場で開幕

浪漫活劇『るろうに剣心』が新橋演舞場で開幕

 新橋演舞場 浪漫活劇『るろうに剣心』 前列左より、植原卓也、早霧せいな

 10月11日(木)、新橋演舞場で浪漫活劇『るろうに剣心』が初日の幕を開けました。開幕前には舞台稽古が公開され、市川猿四郎がタテをつけた場面も上演されました。

 公開舞台稽古を前に行われた取材では、主演の早霧せいなが、「私自身は2度目の剣心ですが、今回のキャストとの一期一会の出会いを大切に、新鮮な気持ちで一回一回を全身全霊で勤めてまいりたい」と気合を見せました。

 

 一昨年の宝塚版と、「基本的に一緒ですけれど、男性たちと一緒の早霧は大変でしょう。しかし、それを感じさせない素晴らしい動き。一段と濃く、深くなったものをお見せできます。皆さん個性的で、それぞれ細胞分裂を繰り返しているような活性化された人たちですから、ものすごいエネルギーでぶつかって、新たなハーモニーを見せ、公演がスタートしてどう進化するか楽しみです」と自信を見せたのは、脚本・演出の小池修一郎。

 

 「場面数からみても、時間にしても、今回のほうが圧倒的にタテが多い。その迫力は十二分に伝わると思います。スピード感とパワーの違いを至近距離で感じています。男役としての誇りをかけ、戦いに挑む気持ちでやっております」と、早霧は力強く意気込みを語りました。共演の松岡充は、「稽古で所作、刀を持つ武士としての気構え、体の構え方からやって、伝統にのっとったタテ、本物のタテをやろうとしてきました。そういうところも見ていただきたい」と、稽古の充実ぶりをアピールしました。

 

 宝塚版も見ていたという上白石萌歌も、「男性がいることで、何もかも一新、パワーアップしたものになっているのでは。たくさんの尊敬する皆さんの背中を追って、私も進化し続けたい」と、意欲のほどを見せました。立廻りの迫力に注目が集まりましたが、「お芝居に対し、小池先生に一切の妥協がない。心を動かし、心の動きにすべてのタテ、動きがついてくる、というところをみっちりやりました」と、松岡が続け、舞台の期待がいっそう高まったところで公開舞台稽古となりました。

浪漫活劇『るろうに剣心』が新橋演舞場で開幕

 新橋演舞場 浪漫活劇『るろうに剣心』 早霧せいな

 公開された『るろうに剣心』第一幕は、取材で語られていたとおり迫力満載の場面の連続でした。

 

 「また血の雨を降らせてしまった」のひと言がすべてを表す、人斬り抜刀斎と呼ばれた頃の剣心の非情なまでの立廻りから、物語が始まります。頬の十字傷に過去を隠し、市井の民は斬らぬ、新しい世が来るまで剣を振るい続けるという剣心。刀さばきも鮮やかに、スピード感あふれるタテで殺気を見せたかと思うと、子どもや女性に対しては心根のやさしさがのぞき、場面が変わるごとに剣心のさまざまな魅力が放たれます。

 

 牛鍋屋の店先では、猿四郎がタテをつけた剣心と左之助が、ツケも入って一対一の立廻りを見せます。大きな斬馬刀を振り廻し、名のりを上げる左之助を軽くあしらう剣心、左之助が大仰にふるまえばふるまうほど、剣心のスマートさが際立つ場面となりました。

 

 花道を全力で駆け抜けると客席に風が起こり、スッポンやスライダーの装置を使った演出もあって、新橋演舞場ならではの舞台効果も物語を盛り上げました。第二幕では、早霧が取材でやりたいと語っていた花道での引込みも見せ、新しい作品としても、宝塚版と見比べても面白い『るろうに剣心』が誕生しました。

 新橋演舞場『るろうに剣心』は、11月7日(水)までの公演。大阪松竹座公演は、11月15日(木)から24日(土)まで。チケットは、チケットWeb松竹チケットWeb松竹スマートフォンサイトチケットホン松竹で販売中です。

 

【上演時間】
  昼の部 夜の部
第一幕 11:30-12:50 16:30-17:55
  <休憩35分> <休憩35分>
第二幕 13:25-14:25 18:25-19:25
     
  昼の部 夜の部
第一幕 13:00-14:20 18:00-19:20
  <休憩35分> <休憩35分>
第二幕 14:55-15:55 19:55-20:55
   
  昼の部
第一幕 11:00-12:20
  <休憩35分>
第二幕 12:55-13:55

2018年10月12日

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