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南座新開場記念「吉例顔見世興行」開幕を告げる一番太鼓
11月1日(木)、南座「當る亥歳 吉例顔見世興行」が開幕、開場前に一番太鼓が行われました。
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先日の「南座開場式」では、新しい南座の門出を知らしめた一番太鼓。そして今日1日は、3年ぶりに南座に帰ってきた伝統ある「吉例顔見世興行」の開幕を告げる一番太鼓が披露されました。
待ちに待った京都の顔見世興行とあって、初日を迎えた南座の前には歌舞伎ファン、地元祇園の皆さんはもとより、観光で京都を訪れている皆さんも、伝統行事をひと目見ようと朝から大勢が駆けつけました。撥渡しの儀で、歌舞伎囃子方田中流家元十三世田中傳左衛門へ、藤田孝南座支配人が撥を渡し、傳左衛門が興行の成功を祈念して空中に大きく「大入叶」と書きます。そして、厳かに始まった一番太鼓の音が、京の街へと広がっていきました。
開場式の一番太鼓は場内で行われましたが、今日は南座の玄関前での一番太鼓、厳粛な雰囲気の中でも、勢いのよいお客様を呼び込むような太鼓の音は、聞いているだけでも自然と心が浮き立ちます。最後は大きな拍手でお集まりの皆さんとご一緒に、顔見世興行の開幕を祝いました。
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南座「當る亥歳 吉例顔見世興行」は11月25日(日)までの公演。チケットは、チケットWeb松竹、チケットWeb松竹スマートフォンサイト、チケットホン松竹で、発売中です。
南座新開場記念「吉例顔見世興行」『一番太鼓』の模様はこちらから、動画でご覧いただけます。
「歌舞伎チャンネル」
2018/11/01