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勘太郎『夏祭浪花鑑』初日を終えて~桜壽博多座大歌舞伎
3月2日(水)初日を迎えた、博多座、九州新幹線全線開業記念「桜壽博多座大歌舞伎」。中村勘太郎が初役で団七九郎兵衛に挑んだ、夜の部『夏祭浪花鑑』では、終了と同時に客席が熱いスタンディングオベーションに包まれました。初日終演後、父・勘三郎の想いを引き継ぎ、大役を勤めた勘太郎が、公演への意気込みを語りました。
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中村 勘太郎
一生懸命勤めました。串田和美さんのもと、一つ一つ課題をクリアにして、『夏祭浪花鑑』の人物たちと会話しながら、さらに団七の人物像が浮かび上がってくるようにしていきたいと思っています。
父が各地で上演してきた『夏祭浪花鑑』ですが、九州では今までなく、初めて見るというお客さまの反応も舞台で感じました。改めて、歌舞伎を初めてご覧になるお客様にも面白いものを提供しなければいけないと思っています。
26日の千穐楽まで走り続けます。残念ながら父は出演できませんが、父が大好きで、信頼し、そして愛してるメンバーと勤めるお芝居を、ぜひ大勢の方にご覧頂きたいと思っています。
2011/03/04