ニュース

吉右衛門が「日本放送協会 放送文化賞」受賞

 3月13日(金)、「第71回(2019年度) 日本放送協会 放送文化賞」の贈呈式が行われ、中村吉右衛門が受賞しました。

 日本放送協会放送文化賞は「放送事業の発展、放送文化の向上に功績のあった方々に贈呈」される賞。昭和24(1949)年度に放送開始25周年事業として創設され、受賞者は今回の7組をあわせて計464組となります。今回は式典が中止となり、3月13日(金)午前にNHK内で贈呈式のみ行われました。

 

 吉右衛門は「古典芸能鑑賞会」や「古典芸能への招待」をはじめとした「数多くの番組を通して歌舞伎の魅力を広く伝えて」いることが評価されたほか、新大型時代劇「武蔵坊弁慶」では弁慶を演じ、「漢詩紀行」では「重厚な朗読を聴かせるなど、多彩な才能で番組を支え、放送文化の発展に貢献」していることも受賞理由のひとつです。過去には養父の初世中村吉右衛門、実父の初世松本白鸚も受賞しています。

2020/03/13